出版社内容情報
ゴジラ70周年記念作品となる映画『ゴジラ-1.0』を山崎貴監督が自ら小説化!!
映画をより深く楽しめる小説版!
戦争から生還するも両親を失った敷島浩一は、荒れ果てた東京で単身強く生きる大石典子に出会う。
焦土と化した日本を復興しようと人々は立ち上がるが、その前に突如として未知の巨大怪獣が現れて…!!
残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。
カラーピンナップも収録!
内容説明
戦争から生還するも両親を失った敷島浩一は、荒れ果てた東京で単身強く生きる大石典子に出会う。焦土と化した日本を復興しようと人々は立ち上がるが、その前に突如として未知の巨大怪獣が現れて…!!残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。ゴジラ70周年記念作品となる映画『ゴジラ‐1.0』を監督自らの手によって最速小説化!!カラーピンナップも収録。
著者等紹介
山崎貴[ヤマザキタカシ]
1964年、長野県松本市生まれ。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業後、1986年に株式会社白組に入社。2000年『ジュブナイル』で監督デビュー。日本を代表する映画監督の一人として数えられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
190
監督自らノベライズしただけに、映像が浮きだってくるような小説だった。ゴジラのシーンも印象的だが、戦争と人間のドラマが感慨深い。結局、人間が一番罪が深い…一気読みの快作だった。2023/12/25
Bugsy Malone
95
映画との違いはほとんど無く、1シーン1シーンが事細かに蘇って来ます。映画で気になった典子さんのシーンもほぼ映像通りで、もう少し説明が欲しかった気もします。でもあの迫力と感動を脳内上映出来るのは嬉しいことかな。2023/11/10
寂しがり屋の狼さん
83
戦争から生還するも両親を失った敷島浩一は、荒れ果てた東京で単身強く生きる大石典子に出会う。焦土と化した日本を復興しようと人々は立ち上がるが、その前に突如として未知の巨大怪獣が現れて…ゴジラ70周年記念映画の小説版(◕ᴗ◕✿)2025/02/27
keroppi
70
映画を思い出しつつ、読んだ。あの興奮が蘇ってくる。小説化というより、シナリオのような小説。それぞれの登場人物の心情が綴られていく。映画では、その心の揺れを役者たちの演技で見せていたのだ。文字と映像の表現の違いを見る上でも面白かった。そして、何より小説にしても楽しめるほど、この映画はドラマとして優れているということが言えるだろう。2023/11/24
がらくたどん
69
息子がお正月の帰宅時に映画パンフと共に置いて行った本。もちろん母も観ました「ゴジラ-1.0」♪ということで読んでみた。映像作品先行でそのノベライズを読むのは初めてに近いかも。物語というより脚注解説併用脚本という感じだが分かりやすい文章で映像作品の文学作品「原作」を読むのとは違った面白さがある。お目当ては映画で全工程が理解しきれなかった戦後の貧弱民間物資による「海神作戦」のデモ実験と実証現場の再確認。先日、定時制高校を舞台にした「あり合わせ素材で凄い実験」に挑む物語を読んだばかりなのでメッチャ面白かった♪2024/01/10