出版社内容情報
スローガンは”愛と勇気“。
凸凹コンビの2人なら、どんな陳情も解決!?
ほわっとゆるい地域密着×お仕事ドラマ。
今日から私が議員秘書――!?
転職難民の真琴は、ひょんなことから中島区議会議員・幸居央介の秘書として働くことに。無精髭にボサボサ髪の央介は、ポスターの凛々しい感じとは全然違っていて――!? 事務所に舞い込んでくる陳情は、動物の糞尿やゴミ屋敷問題、秋夜祭りや子育てのこと。どれも探ると意外な真相が! お調子者の央介、そして土地神の三面大猫天たちと奮闘する、不器用な真琴のお仕事録。
内容説明
転職難民の真琴は、ひょんなことから中島区議会議員・幸居央介の秘書として働くことに。無精髭にボサボサ髪の央介は、ポスターの凛々しい感じとは全然違っていて―!?事務所に舞い込んでくる陳情は、動物の糞尿やゴミ屋敷問題、秋夜祭りや子育てのこと。どれも探ると意外な真相が!央介、そして土地神様の三面大猫天たちと奮闘する、真琴のお仕事録。
著者等紹介
せひらあやみ[セヒラアヤミ]
8月28日生まれ。東京都出身。『異形の姫と妙薬の王子』で、2011年度ノベル大賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
29
短期間での離職を上手く説明できず、なかなか転職できない陽野真琴。ひょんなことから三体の土地神たちに背中を押され、区議会議員・幸居央介の秘書として働きはじめるお仕事小説。ポスターの凛々しい感じとは全然違う、無精髭にボサボサ髪の央介とともに、事務所に持ち込まれる動物の糞尿やゴミ屋敷問題、秋夜祭りや子育てといった問題に取り組んでいく中で、見えてくる意外な真相。父が議員だった央介や街の人々の複雑な事情も絡めながら、身近な存在として泥臭く活動する央介の思いを知り、真琴もまた変わってゆく結末はなかなか良かったですね。2023/09/18
栗山いなり
6
就職難民の真琴がひょんなことから区議会議員の秘書として奮闘するお仕事小説。この小説から政治家って職業の大変さっていうか苦しさが存分に伝わってきた。作中に出てきた政治家体験ってのは確かにあっていいと思った2023/10/29
万論
3
神がかりではあっても、丁寧な積み上げ方。ちょっとずつ努力して報われる成功体験。マイナスからゼロまでと、プラスアルファ。ゆっくり読めてよかった。2023/10/14
MAMI.
2
★★★☆☆2023/10/18
Hanna
1
主人公、真琴の就活中から央介先生当選までの1年間の秘書生活を描いたお話。特に最後の方は、話が飛ぶ飛ぶ!もっとじっくりとお話を読んでみたかったなぁ。2024/05/22