集英社オレンジ文庫<br> 金をつなぐ―北鎌倉七福堂

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集英社オレンジ文庫
金をつなぐ―北鎌倉七福堂

  • 山本 瑤【著】
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  • 集英社(2023/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086804943
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人も器も。
こわれて、なおして、強くなる。
北鎌倉、金継ぎ青春ダイアリー!

北鎌倉で和菓子職人をしながら日本茶カフェ「雪華紋」を営む花菱眞白。
10代のころから茶道や弓道に親しみつつ、和菓子修行にいそしんできた眞白は2年前、念願だった日本茶カフェを開いた。彼女の店で供される和菓子の美しさ、美味しさもさることながら、その皿や茶わんも訪れる客の心をとらえていた。眞白がこつこつと集めてきた器の数々には時折、金で継いだ跡がある。実は、彼女の幼馴染の七堂夏樹が「金継師」で、割れてしまった皿や茶わんを漆で継いで修復し金を捲き、もとの姿よりさらに美しく味わい深くする日本の伝統技術「金継ぎ」の若い職人なのだ。彼の工房兼店舗兼住居である「七福堂」が「雪華紋」のすぐ裏なのもあって(そして、夏樹が静かに金継をする様子を見るのが好きで)眞白はしばしば彼のもとに通う。「七福堂」には同じく幼馴染で神社の跡継ぎ(でありつつサーファー)の亀岡桜士郎もよく現れて……。
3人をとりまく様々な人々、そして生き方を探る不器用な彼ら自身の、「修復」物語が「金継」を通して綴られる、北鎌倉青春ダイアリー!

内容説明

北鎌倉で和菓子職人をしながら、日本茶カフェを営む眞白。和菓子を載せる品には時折、金でつないだ跡がある。裏に住む幼馴染みの夏樹が金継ぎ工房「七福堂」の主で、割れてしまった皿や茶碗を金継ぎで修復してくれるのだ。「七福堂」にはやはり幼馴染みで神社の跡継ぎの桜士郎もよく現れて。3人をとりまく人々や、彼ら自身の「修復」が綴られた、北鎌倉青春ダイアリー。

著者等紹介

山本瑤[ヤマモトヨウ]
3月26日生まれ。牡羊座。O型。「パーフェクト・ガーデン」で2002年度集英社ノベル大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

63
何かを創るということは、モノだけでなくひとも明日につなげていくことなんだ。疲れた夜、落ち着いた物語が読みたいかたへ。2023/03/29

坂城 弥生

36
金継ぎの鎌倉七福堂を中心にした優しい物語。2023/04/22

よっち

33
北鎌倉で和菓子職人をしながら日本茶カフェを営む眞白。彼女と幼馴染二人を取り巻く人々やそれぞれの修復が綴られる青春ダイアリー。複雑な生い立ちで両親に引け目を感じている眞白、相貌失認症のような状況で学校に馴染めなかった夏樹、そして祖母に厳しく育てられた反動で神社の跡継ぎをゆるく務める桜士郎。それぞれが抱えるものを理解して寄り添ってくれる、不器用だけれどかけがえのない確かな絆があって、引きこもりで美味しい料理を作る夏樹の叔父・玄も交えた関係がこれからどう変わってゆくのか、その続きをまた読んでみたいと思いました。2023/03/16

coco夏ko10角

21
北鎌倉で和菓子職人をしながら日本茶カフェを営んでいる眞白、金継師の夏樹、神社で権禰宜として過ごしている桜士郎。それぞれの想いや金継ぎを通して感じたこと。時々持ち込まれる依頼の事情。物語と北鎌倉の空気が合っててとてもよかった。続編出たらいいな。2023/12/15

17
北鎌倉。[あそこは時を止めたままでも許される街なんだ] この言葉で、行ってみたいなと思いました。そんな街に住む4人の登場人物達。和菓子職人の眞白、金継ぎ師の夏樹、神社の後継ぎの桜士郎は幼馴染。そして、夏樹の甥で引きこもりの玄。 みんな訳ありだけど、美しく優しい街、北鎌倉で、それぞれ生きている。 [人も器も。こわれて、なおして、強くなる。]良いキャッチフレーズ。 それぞれのエピソードも、優しい気持ちでも読めました。続きがあるなら読みたい 今後の人間関係が気になります。2023/05/04

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