出版社内容情報
これは、聖女失格の烙印を押された少女が、最強の聖女を目指す物語。
かつて神は「妖魔皇の瘴気で世界は滅ぶ」と託宣を下すと同時、未来を視る『聖眼』を巫女に授け、百年だけ滅びを回避する術を与えた。
以来、システィナ帝国では百年に一度、皇帝選が行われる。聖女と誓約して課題をこなし、より多くの瘴気を封じた者が皇帝となるのだ。
初代聖女の末裔ながら魔力を持たないシルヴィアは、天才の妹プリメラと比較され、虐待を受けていたが、なぜか聖眼を得てしまう。
家を飛び出したシルヴィアは妖魔皇ルルカと出会い、彼と誓約して皇帝選へ挑戦するも、プリメラとの対立により瀕死の重傷を負う。
ルルカの心臓を与えられて一命を取り留めたが、この騒動が原因で皇帝選は仕切り直しとなり…?
内容説明
百年に一度、滅びの未来を回避するために行われる皇帝選。そこでは数多の候補が聖女と誓約し、皇帝の座を競う。魔力を持たず、聖女失格と言われたシルヴィアだが、妖魔皇ルルカと誓約したことで運命が変わる。そして、天才と呼ばれる妹プリメラと対立して瀕死の重傷を負い、ルルカの心臓を与えられて一命を取り留めた。この騒動で皇帝選は仕切り直しとなるが…?
著者等紹介
永瀬さらさ[ナガセサラサ]
5月26日生まれ。第11回角川ビーンズ小説大賞奨励賞&読者賞受賞、『精霊歌士と夢見る野菜』にて作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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