集英社オレンジ文庫<br> 祭りの夜空にテンバリ上げて

個数:
電子版価格
¥704
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

集英社オレンジ文庫
祭りの夜空にテンバリ上げて

  • 一原 みう【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 集英社(2021/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • 提携先に3冊在庫がございます。(2024年04月27日 04時36分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086803700
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

令和2年――。
新型コロナウイルス感染症の世界的大流行によって失業した渚のもとに、久しく疎遠になっていた父の訃報が入った。
しかも、借金の督促とともに。
相続放棄をすると、父親の遺した条件のため借金を見ず知らずの他人に押し付けることになってしまう。
失業中だった渚に残された道は、父の稼業を継ぐしかない。
だが父の稼業、それは渚がもう二度と関わりたくないと思っていたたこ焼き屋――テキヤだった……。
お祭りは軒並み見送り、人が集まるイベントも中止、炎天下の路上に露店を出しても集客はできない。
八方ふさがりの渚が考えた、起死回生の「この時代のためのお祭り」とは?

内容説明

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、失業中の渚の下に父の訃報と借金の督促が届いた。返済を待ってもらう条件は、父の稼業を継ぎ一月で百万円作ること。だが父の稼業はテキヤ。渚の人生をめちゃくちゃにしたたこ焼き屋で…。相続拒否すれば父の弟子が借金をかぶることに。お祭りもイベントも軒並み中止の状況で、渚はやむなくテキヤになる決意をするが!?

著者等紹介

一原みう[イチハラミウ]
2013年、『大帝の恋文』でロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆなほし

36
コロナ禍×テキヤというテーマで、世相を上手く反映して物語に仕立て上げる着眼点が面白い!お祭りを舞台にした物語は数あれど、テキヤ側からの視点で描かれているのが新鮮で、しかもコロナ禍ときている。非常に相性の悪いテーマを、借金返済の為奮闘する主人公の内面的成長物語として綺麗にまとめ上げているのは見事。コロナの無い世界を舞台にする事は出来たはずなのに、あえてコロナ禍の物語とした事でノンフィクションとまではいかずとも、かなりの親近感がある物語に感じられた。実に面白かった!2021/06/25

よっち

32
新型コロナで失業し、母のすすめでお見合いした渚のもとに入った父の訃報。テキヤの父が遺した借金を解消するため、二度と関わりたくないと思っていたはずのテキヤとして奮闘する物語。仲違いして遠ざかっていたはずの父とテキヤの仕事。コロナ禍で集客が見込めず八方塞がりの状況で、それでも旧態然とした組合の理不尽に憤り、それでも残された人たちを放り出せずに、あの手この手を考え出す渚が思い出してゆく大切なことがあって、だんだんとらしさを取り戻して、これからの時代も意識しながら挑戦する彼女たちの姿がなかなか印象的な物語でした。2021/04/13

信兵衛

25
コロナ下の苦境を何とか打開しようとする奮闘記、だからこそ陰鬱さを突き飛ばしてくれるような気持ち良さがあります。お薦め!2021/06/30

栗山いなり

6
テキヤを父に持つ失業中の娘が借金返済のためにテキヤとして奮闘する物語。祭りそのものの意義とかテキヤ業界の古い体質とか父親の素顔とか色々な要素を詰め込んでたせいか飽きずに読む事ができた2021/04/04

tomoaoso

5
テキ屋=ヤクザのイメージがあったけど、読んでみたら全然違った。 テキ屋業界の旧態依然とした縦社会の悪い所が非常にリアルに書かれていて、テキ屋だけでなく伝統産業にも同じ事が言えるなと思いました。 お仕事小説としても楽しめます。2021/03/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17644535
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。