出版社内容情報
楽園のような孤児院で“ママ"と呼ばれるイザベラのもと、幸せに暮らしていたエマ。彼女は、里親に引き取られ外の世界で暮らす日が来ることを待ちわびていた。里親が見つかり、孤児院を後にするコニーの忘れ物に気付いたエマとノーマンは、決して近づいてはならない“門"へと向かう。そこで目にしたものは、無残にも命を奪われ、“鬼"に食料として献上されるコニーの姿だった…。話題沸騰の脱獄サスペンス映画をノベライズ。
内容説明
孤児院で“ママ”と、幸せに暮らしていたエマ。彼女は、里親に引き取られ外の世界で暮らす日が来ることを待ちわびていた。里親が見つかり、孤児院を後にするコニーの忘れ物に気づいたエマとノーマンは、決して近づいてはならない“門”へと向かう。そこで目にしたものは、“鬼”に食料として献上されるコニーの姿だった…。話題沸騰の脱獄サスペンス映画をノベライズ。
著者等紹介
七緒[ナナオ]
ジャンプ小説新人賞jNGP ’12 Spring特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりぃ
11
何回読んでも面白い。 映画も観に行きたいと思っています!2021/01/02
Hana
9
人気になるだけあるな、という印象でした!読みやすくてすぐ読み切れるし、一気に読んでしまう魅力がありました。アニメも映画も見ていなかったので楽しめるかわからなかったのですが、映画ノベライズということもあるのか勇敢な子どもたちの冒険に心が踊りました。感動させられたし、映画のキャストさんたちも実力のある俳優さんばかりなので、映画も見てみようと思います。2022/04/16
優希@低浮上にするかも
9
私が、この本を読もうと思ったきっかけは、アニメがテレビで放送されていて、毎週録画して見ていて、必死に生きようとするエマたちに感動したからです。また、エマたちの仲間を助けようとする場面がとても、心に残っています。この本を読んで、エマという少女のように、正義感を持って、人のために何かしようとする人になりたいと思いました。私自身、臆病な所があって、何をするにも、人の力を借りないと行動できない部分もあるので、人の力を借りずに行動し、人の為に行動できる人になりたいと思いました。2021/03/31
D
9
もちろん、原作がとても魅力的な作品であるので面白いには面白いのですが、やはりこの作品は緊張感みたいなものであったり駆け引きがミソであるからか、音楽がない小説だと表現が行き届かない分があるかなという感じです。2021/01/27
みかん
7
内容がギュッと詰まっているので、最後までハラハラドキドキしながら読めた。特殊な環境の中にいながらも、自分以外を大切に思いやる気持ちが溢れている所が、この残酷な物語に温かさを感じさせてくれていてとても面白かった。2021/01/20