集英社オレンジ文庫<br> 流転の貴妃―或いは塞外の女王

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集英社オレンジ文庫
流転の貴妃―或いは塞外の女王

  • 喜咲 冬子【著】
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  • 集英社(2020/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086803021
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「馬の練習をしよう。貴女は、三歳の子供より下手だ」。
商人の娘として生まれ、後宮の貴妃になったはずの柴紅玉の人生は、突然先行きが見えないものとなってしまった。
勢力を拡大しつつある北方の遊牧民族の盟主へと嫁がされることとなったのだ。“狄"と呼ばれ、中原の民に見下される異民族の新王への贈りものとして。
しかし紅玉を待ち受けていたのは、嫁ぎ先の部族と敵対する者たちによる襲撃だった。
皇帝からの新書も金印も失い、身ひとつの戦利品として囚われた紅玉は、族長の末子であるアマルという少年の妻となるように言われてしまい……?
運命に翻弄されるだけだった紅玉が、勇気と才覚ですべてを掴み取る中華風浪漫譚!

2019年ノベル大賞佳作受賞作。

内容説明

後宮の貴妃だった紅玉は、北方の遊牧民族の盟主へと嫁がされることとなった。“狄”と呼ばれ蔑まれる異民族の新王への贈りものとして。しかし紅玉を待ち受けていたのは、嫁ぎ先の氏族と敵対する者たちによる襲撃だった。戦利品として囚われた紅玉は、年下のアマルという少年の妻となるように言われ?不遇のなかから、才覚と勇気ですべてを掴み取る中華風浪漫譚!2019年ノベル大賞佳作!

著者等紹介

喜咲冬子[キサキトウコ]
函館生まれ。第3回富士見ラノベ文芸大賞審査員特別賞受賞。2019年ノベル大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

106
新刊。中華後宮物かと思ったらその壁外の草原物!ラノベとは思って欲しくないほど壮大で素敵な夫婦の話でした。容赦はなくて、でも人間の魅力がたっぷり詰まっていて…上橋菜穂子作品を読んだかのような爽快感。感動で、久しぶりに涙腺を刺激されました…最初はうじうじしていた紅玉が自分の道を切り拓いて行く様が好き。食べ物の欲に忠実で、細くて美しい見た目じゃない(自称)のも通常のお話と違って小気味良かったです。夫婦の絆も、最後の歴史書からのオマケ話も素敵でした。アマル視点のスピンオフをぜひぜひぜひ!読んでみたい!2020/02/23

がんも

54
本屋さんでジャケ買いしました、馬が好きなんですよ(^^)内容で言うとあまり馬大活躍ではないのですけど、そしてもっとラノベかと思いきや、意外としっかりしたお話しでした、主人公もスーパーヒロインではなく、自分が出来ることで自分の人生を切りひらいていくところに好感を持ちました、そして揺るぎない食にたいする執着……面白かったです。2020/01/21

よっち

50
商人の娘として生まれ、後宮の貴妃になった柴紅玉。それが勢力を拡大しつつある北方の遊牧民族の盟主へと嫁がされることになり、さらにその途上で嫁ぎ先の敵対部族による襲撃で攫われてしまう中華風浪漫譚。帝の寵愛はなくとも後宮で謳歌していた生活から、二転三転する運命に翻弄され激変する紅玉の人生は大変だなあと思わずにいられませんでしたが、族長の末子アマルの妻となった彼女があるべき姿を見定めて覚悟を決め、遊牧民族の妻としては型破りな、けれど自分らしいやり方でアマルを支えるようになってゆく姿にはぐっと来るものがありました。2020/01/17

すがはら

47
女性の一代記だと思ったけど最後には実は夫婦のジレジレ物語だったと判明。強引に結婚させられた相手が、実は男気あって頼りになって度量も思考の柔軟性もあってその上に一途な年下君だったとは何たる幸運!でもその運を引き寄せたのもヒロイン自身の逞しさと心の強さなのでしょう。なかなか素直になれない紅玉でしたが、最後は年下夫の純愛が実って本当に良かった。万歳です。2020/04/23

kagetrasama-aoi(葵・橘)

46
中華風ファンタジー、中原の国(弘)から、遊牧民族との良好な関係を保つために、花嫁として赴いた宮女・柴紅玉が主人公。あの有名な“王昭君”の逸話を下敷きにしてるのかな?でも驚くような設定(笑)。嫁いだ先の遊牧民の暮らしの描写も楽しかったです。そして夫婦間のあれこれも胸が熱くなる展開でした。先が気になって一気読みでした。紅玉の回りの人達の物語も読みたい気持ちが起こりました。2021/07/14

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