集英社オレンジ文庫<br> 瑕疵物件ルームホッパー―但し、幽霊在住に限ります

個数:
電子版価格
¥605
  • 電書あり

集英社オレンジ文庫
瑕疵物件ルームホッパー―但し、幽霊在住に限ります

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月12日 16時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086802529
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

二十六歳の青年・瀬山冬は、幼い頃から他人には見えないものが見えたために人間関係を上手く築けず、勤め先が倒産してからは引き籠もっていた。
貯金も尽き家賃も払えなくなっていたところ、人材派遣会社を経営する羽塔花澄という謎めいた女に、
死者の霊がいる家に住んで「死の瞬間」を報告する仕事を押しつけられる。
もとの部屋は勝手に引き払われ、断れない状況で……?

部屋にいたのは刺殺された若い女の霊だった。
冬の存在に気付いた霊は白恵と名乗り、恋人だった男に刺されたのだと言うけれど、妙に明るいテンションで冬に絡み始めて……?(第1話『めぞん市場202号室』)

新しく用意されたのは、一面にブルーシートが張り巡らされた部屋だった。
おどおどとしたやたらと腰の低い30代の女性の霊が住みついており……?(第2話『あぐみ荘1A室』)

部屋に迷い込んできたのは幼稚園児くらいの小さな少女の霊だった。
少女は母親を探しているようで、つい声をかけてしまった冬を頼ってきて……?(第3話『よいももにやどの精霊』)

5年ほど空き家だったという一軒家には、四人以上の霊が住みつき、さらに危険なものまでがいるようだった。
冬はこれまでにない危機感を覚えるが……?(第4話『坂の上3丁目 1972番地』)

内容説明

二十六歳の青年・瀬山冬は、幼い頃から他人には見えないものが見えたために人間関係を上手く築けず、勤め先が倒産してからはひきこもっていた。貯金も尽き家賃も払えなくなっていたところ、人材派遣会社を経営する羽塔花純という謎めいた女に、死者の霊がいる家に住んで「死の瞬間」を報告する仕事を押しつけられる。もとの部屋は勝手に引き払われ、断れない状況で…?

著者等紹介

響野夏菜[ヒビキノカナ]
埼玉県出身。1991年『月虹のラーナ』で第18回コバルト・ノベル大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ありす

36
無職で貯金は尽き家賃も払えなくなった引きこもりの瀬山。そこに家賃を肩代わりし雇うと言ってきた謎の女性羽塔が現れる。瀬山の仕事は幽霊が住み着く瑕疵物件に住み、死者から『死の瞬間』を聞き出し羽塔に報告すること。幽霊と関係を築き、幽霊の希望を叶えていくという内容は面白く良かった。スイちゃんの『よいももにやどの精霊』の話が特に良かった。ただ羽塔の目的や存在がいまいち分からなかったのが残念。続編を考えているのかな??2020/12/24

30
もやもやな読後感(^^;面白くない訳ではないのです、気になることが多すぎて。雇い主やら、お兄さんやら、美味しいお弁当の作り手さんとか、あ~一体なんなの???続編がないとは言わせませんよ。あたしは、死ぬ時にやり残しないようにしたいもんです、ムリだろうなぁ。せめて楽しかったぁと思いたい。2019/12/04

よっち

29
幼い頃から他人には見えないものが見えて人間関係を上手く築けず、勤め先の倒産で引き籠もっていた瀬山冬。家賃も払えず追い詰められた彼が、謎めいた資産家・羽塔花澄に死者の霊がいる家に住んで、死の瞬間を報告する仕事を押しつけられる物語。巻き込まれた冬が出会う刺殺された若い女の霊、やたらと腰の低い30代女性の霊、母親を探す少女の霊、空き家に住む四人以上の霊。依頼人の花澄たちもまた謎めいていますが、何だかんだでお人好しな冬と接するうちに変化してゆく霊たちとの関係もなかなかいい感じで、続巻あるならまた読んでみたいです。2019/05/29

いぼいのしし

27
久しぶりに怖い話を読みたいと思って読んだので、あまり怖くなかったのは少し残念だ。読みやすくて予想外にいい話だった。まだわからないことがあるから続くのかな。2020/11/03

kei302

22
「よいももにやどの精霊」さんがよかった。スイちゃん(4歳)は霊じゃない!緊迫感あふれるラスト。《魔法のおまもりゼリー》、ここであのゼリーが..スイちゃん がんばれ!感動ものです。“視える”人:瀬山冬。“霊”的なもの系小説でマイベスト作品。現象に対するディテール設定がきめ細やかで、なるほど、霊感とか視える人ってそうなのねと、思わず納得してしまうほど巧い。謎の多い登場人物たち。続編もある。たぶん 2019/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13745631
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。