出版社内容情報
内容説明
犯罪を意図した行為でもその実現が不可能であれば、罪に問われない。これを『不能犯』という―。闇金業者の変死事件を担当する刑事・多田友子は、数々の変死現場に現れる謎の男・宇相吹正の捜査を開始する。だが、明らかに事件に関与しているのに、誰も彼の犯行を実証出来ない。捜査が行き詰まる中、宇相吹は、依頼人の歪んだ思いに応え、次々と人を殺めていく…。
著者等紹介
希多美咲[キタミサキ]
9月27日生まれ。岡山県出身。『月下浮世奇談』で2012年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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せ~や
28
人間の中の「光」を信じるか、「闇」を信じるか。ある意味、二人は似てる気がする。映画の方がやっぱりいいな。☆2.52018/03/20
よしりん
21
映画のノベライズ本。映画は気になってたけど観てなくて桃李くんが主演なのは知ってたけど表紙を見て‘沢尻エリカだー’って…出てたんだ😅映画はどんな風に終わったのかわからないけどこれは不完全燃焼🌀2020/02/04
さといも
16
映画は見てない。漫画を読んでこちらも読みたくなって再読。純粋な殺意ってどんなん?2019/02/25
さといも
13
思い込みで人を殺していく犯人。捕まえる事はできない。犯人を止めようとする女刑事だけど人の心の闇が次から次へと事件を呼んで…。漫画→映画→ノベライズ。マンガは読んだ事ない。けど面白かった。サクサク読めるし、次はどうなる?って止まらない。ちょっと映画も、漫画も見たいなぁ。2018/03/25
きたさん
9
原作がずっと気になっていた作品でしたが、映画ノベライズが出ていたのでとりあえず読んでみました。映画ノベライズだけあって、キャラのひとりひとりを掴む前にどんどん展開されていき、結果非常に駆け足で終わってしまう印象は否めず。しかし話の要素自体は面白かったので、結局原作を読むしかないのかな、という結論に。2018/01/21