出版社内容情報
星洋院大学生・桜守兄弟は超イケメン双子。彼らの秘密は見えてはならないものが「視えて」しまうこと……。あやかし筋の血を引く二人が不思議な事件を推理と霊能力で解決する、オカルトミステリー!
内容説明
新学期を迎えた星洋院大学は美形の双子の話題で沸いていた。黒い瞳に細いおとがい華奢な身体つきと、モデルなみのルックスなのだ。しかし彼ら桜守兄弟には誰にもいえない秘密があった。見えてはならないものが、「視えて」しまうのである…。あやかし筋の血をひく二人が変人教授と幼なじみとともに不思議な事件を推理と霊能力で解決する、オカルトミステリー!
著者等紹介
赤城毅[アカギツヨシ]
立教大学文学部卒。1998年、『魔大陸の鷹』(中央公論社)で単行本デビュー、京極夏彦・田中芳樹両氏の絶賛を受けた。大木毅名義でノンフィクション、翻訳を多数手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓@入院中
36
シンプルながら、描写など文章がしっかりしていて、安心して楽しめました。2015/12/28
NAO
30
怖いかなと思い手に取りましたが残念。のりはよかったのですが・・・生き人形は稲川淳二が超こわです!2016/12/03
ミュポトワ@猫mode
29
図書館本。あれ?この作家さん、冒険王書いた人だ!こんな本も書けるんですね♪冒険王は正直つまらなかったですが、こちらは面白かったです!内容は、イケメン学生の双子が幽霊を浄化していくお話です。バトル部分が少々うざいのはあれですが、オレンジ文庫だからこうしたのかもしれないですが、タッチも軽いし、笑いもあるし、登場人物が面白いし、ストーリーも王道で悪くない。最後、怖くてブルッときたし、ハードボイルド止めてこっち路線で書けばいいのになって本気で思いました。続編でてるならこのシリーズのみ買うかもって思う本でした。2019/04/15
瀧ながれ
27
怪異を視る/祓うことができる美形双子が、幼馴染みに導かれて変わり者の大学教授と出会い、怪異に巻き込まれてゆく話。常に行動を共にして意見が分かれることもないので、服装は少し異なるけど、見分ける必要を感じなかった双子兄弟ですが、読み進むうちにどっちのセリフかわかってきたのが嬉しかったです。将来の自分の身の不安より、今困っている人を助けることを優先してしまうのが、気持ちはわからなくもないけど、なんとも心配。彼らを救う手段を探すためにも、続編を期待します。…人形の話のラストシーンに鳥肌たちました。2015/10/30
み
25
さくさくと♪無情先生がイイ感じです。祓い過ぎると…てのが目新しいかな。続編出たら手にしま〜す。2016/05/09




