集英社オレンジ文庫<br> 恋衣神社で待ちあわせ〈2〉

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集英社オレンジ文庫
恋衣神社で待ちあわせ〈2〉

  • 櫻川 さなぎ【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 集英社(2015/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086800426
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

世間知らずでお嬢様育ちの女子高生巫女すずと、能天気な(しかしやればできる)神主ハルト。二人が勤める神楽坂『恋衣神社』に訪れるワケありな人々によって、再び新たな事件に巻き込まれて……!?

内容説明

女子高生すずは神楽坂の「恋衣神社」で、ちょっと能天気な神主・波留斗のもと巫女バイトを始めたばかり。おっとりしてるけど頼りになる先輩巫女の麻矢が珍しく休みをとったある日、神社に不審な電話がたてつづけにかかってくる。そして麻矢の隠された過去が明かされて。ワケありな人々が集う恋衣神社で、波留斗がご近所の謎を解く。ほんわかじんわり神楽坂事件簿!

著者等紹介

櫻川さなぎ[サクラガワサナギ]
2011年『放送禁止。』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツン

88
猫牟田家ではそんなことがあったんですね。。お母さんの言動は鈴まで失いたくないという思いも大きいような。そして、逢坂家でもそんなことが。。最後、鈴が意識せずに宮司さんに秘密をバラしちゃっていたけど、宮司さんから波留斗の電話はわかった上でとぼけてかけてきたのか、それとも鈴の言葉が無意識に作用して、言っておかないといけないことを思い出して電話をしてしまったのか、どっちなんだろう?終わりの波留斗から鈴への言葉はとてもよかった。新潟の旧家?の知り合い、弟は母方々の祖父のところの養子になっていたのを思い出しました。2022/06/30

佐島楓

57
登場人物の背景がはっきりしたことで、人物に深みが増し、輪郭が与えられた。やはり人は、過去の蓄積でできており、それに縛られているのだ。でも、そこから抜け出す方法は、未来の自分にかかっていると教えていただいた。このシリーズ、好きです。2015/12/29

寂しがり屋の狼さん

51
シリーズ2冊目📚️波留くんとすずちゃんのやり取りが可愛くて💕キュンキュン(≧▽≦)麻矢さんの過去とか千代子さんのお話しに胸が痛むけど…周りの他人の優しさに心が暖まる🍀最後のオマケ的なコタローのお話しも◎今度はすずちゃんに「もふもふ」させてあげてね(*^.^*)2020/07/11

インド

45
なかなか小説を読む時間を確保できず、約一ヶ月ぶりに読了(^o^;)。恋衣神社セカンドシーズン!見習い巫女のすずと、チャラ男神主のはると。ふたりの前に様々な事情を抱えた人々が現れる。先輩巫女の壮絶な過去、元芸者の叶わなかった願い、明かされるすずの家庭の事情とはると出生の秘密。過去のifを考えても、現実は変わらない。今を受け入れ、未来のifを考えろ。ちょっと穿ち過ぎかもしれないけど、この物語からそういう応援をもらった。いつか、思いだそう(≧▽≦)2019/02/23

よっち

44
おっとりしているけれど頼りになる先輩巫女・麻矢の隠された過去や、恋衣神社と波留斗・優羽真の双子たち、すずの家の事情も徐々に明らかになっていく第二弾。神社の事情を知り厳しい指摘をしてくる佐智の登場で、すずは自分の立ち位置を自覚するいいきっかけになったと思いますが、これまで曖昧なままだったさりげなく優しい気遣いを見せる波留斗とすずの関係も、今回抱えていたそれぞれの家の難しい事情をお互いにきちんと打ち明けたことで、これから少しずつでもよりよい方向に変わっていけるといいですね。乗り越えた先の展開も期待しています。2015/11/01

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