出版社内容情報
芸術家や職人がさまざまな店を出す集落『エデン』。祖父が遺した雑貨店『エトワール』をオープンさせた遼は、挨拶しそびれていた占い師・おんバァさん宅に行こうとするが、不思議な双子と出会い…?
内容説明
芸術家や職人がさまざまな店を出す集落『エデン』。みんなの協力もあり、祖父が遺したアンティーク雑貨店『エトワール』を無事オープンさせた遼。『エデン』の定休日、挨拶しそびれていた占い師・おんバァさんに会いに行こうとしたところ、遼は彼女の知り合いらしき双子の少女と出会う。そしてその夜、おんバァさんと彼女の客がそれぞれ行方不明になってしまい…?
著者等紹介
要はる[カナメハル]
静岡県出身。『ある朝目覚めたらぼくは―機械人形の秘密』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆかーん
60
芸術家や職人がさまざまな店を出す集落『エデン』の物語2巻目。今回は機械人形の話ではなく、『エデン』に住む占い師おんバァのお話。彼女の占いはとても当たると評判で、多くの人が彼女の占いを頼い救われています。感謝されることが多いおんバァ…。しかし、過去に彼女の占いで迷惑を被った人たちが、彼女に復讐しようとしているのも事実です。占いの力で人生をどうにかしようと願う気持ちも分かりますが、罪もない人がとばっちりを受けてしまう現実が悲しい…。占いの言葉で救われたり汚されたり、人間の深層心理はなかなか難しいですね。2016/06/10
佐島楓
40
きらちゃんのキャラが前作の印象とずいぶん変わっているような気がした(記憶違い?)。「エデン」には、不思議な場所がまだまだありそうだ。2015/12/04
なないろ
24
さらっと読めるエデンのお話。現実と幻想の間の温かい物語。美しい街で不思議がおこる。みんなに愛される占いの館を中心として、街が大騒ぎ。言葉がすっと入ってきて、軽く面白く読めました。ファンタジーチックな1冊です。2015/11/08
すみの
21
コミュニティー『エデン』の一角にある占い師・おんバアさんの館。挨拶がてらに訪れた遼だが、道中双子には会うし、館前で出会う幾人かの人。おんバアさん失踪の謎や、双子との関係などおんバアさん絡みのお話。前作登場のきらちゃんの不発に近い言葉攻撃に、こんなキャラだっけ?と…。遼より年上だからかなあ。2016/01/05
nonたん
21
千の知恵と万の理解!そしておんバァさん。ニューキャラが街をおお騒がせにする。楽しかったけどな。まあ、本物なんだろな。遼くんにはなんの力があるのかよく分からんが、君がいたから解決できたんだな。街中に友達できそうだ。しかしだな、きらちゃんの天然アタックがあまりにも不発に終わって悲しい限りだ。少しは振り向けよ〜♪2015/11/04
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