集英社オレンジ文庫<br> 貸し本喫茶イストワール―書けない作家と臆病な司書

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集英社オレンジ文庫
貸し本喫茶イストワール―書けない作家と臆病な司書

  • 川添 枯美【著】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 集英社(2015/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086800228
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

若くしてデビューしたが作品が書けなくなった小説家の晃司は、喫茶店の住み込みバイトをすることに。「イストワール」は、有名無名の作家たちが書き下ろした“同人誌"を貸し出す風変わりな喫茶店で…。

内容説明

作家デビューしたもののヒットが出ず、書くことすらできなくなった晃司は、祖父の紹介で喫茶店の住み込みアルバイトをすることに。喫茶イストワールは客のリクエストに応じて有名無名の作家たちが書き下ろした“同人誌”を貸し出す一風変わった喫茶店。そこで晃司は、司書をしている幼馴染みの文弥子と再会して…。傷ついた人々の心を癒す、世界でたった一つの物語。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

94
文章を書くことが出来なくなった作家の木山晃司は、店内に大量の本が置かれ、客が自由に本を読んだり、貸し出しが出来る喫茶店、『イストワール』で住み込みのバイトを始めるが…。ウェイターと客から本の相談を受けたり、オススメの本を紹介する「本のソムリエ」の仕事を両立しながら、店長であり幼馴染でもある園川文弥子と、本に込められた想いや、相手の事を想って言葉を綴る事の大切さを感じていく晃司の姿が良かった。店の地下書庫に収められた裏メニューの同人誌を私も読んでみたい。もし私が来店したら、彼はどんな本を渡してくれるのかな…2016/12/07

あん

81
図書館でタイトル借りした一冊。本を書けなくなってしまった作家が、司書補として住み込みで働くことになった場所は、世界で一つだけの同人誌を扱う貸本喫茶イストワールだった。そこで、幼馴染みで司書である女性と再会するが、その女性は過去の経験から、とても良い人付き合いが下手で臆病者だった。そんな心に傷を負った二人の恋を中心に繰り広げられるお話ですが、ちょっと軽く感じ、感情移入出来ずにサクサクと読了しました。それは私が親世代であるからで、中高生なら心に響くのかもしれませんね。2015/06/25

ひめありす@灯れ松明の火

70
篠川栞子さん・文香さんと園川文弥子さんは字面も音もすごく似ていると思ってしまったのは私だけ……?最初駄目だーと思って、そこから同人誌が出てきた所で俄然面白くなって、このままいけるかなと思ったのだけど『一万人どころか十万人、百万人を相手に戦ってきた作家が』(本文91頁)で私達読み手は作家さんにとって戦う相手なのかな、だとしたらそういう風にこの作家さんは私達の事を見ているのかなと、たった一人の「書き手」でもある私はなんだか面白くない気持ちでした。私にとっては振り幅の大きい本で、なんか落とし所が見つかりません。2015/12/19

ううち

42
ドリンクメニューがちょっとお高めのようですが、貸本システムのある素敵な喫茶店。裏メニューの同人誌に心惹かれます。晃司くんと文弥子さんの距離の縮まり方もストーリーも唐突なくらいサックリ進んで読みやすかったけど、もうちょっと謎めいていても良かったかな?ほのぼの路線かと思いきや、ファミレスのシーンや晃司くんの『書けなくなった理由』はとてもリアルでした。2016/01/06

よっち

42
編集者とのトラブルから作品を書けなくなってしまった若き小説家・晃司が、祖父の紹介で図書館のように本を貸し出す風変わりな喫茶店・イストワールで住み込みバイトをすることになる物語。この作品は昨今流行りの本のうんちくが語られる作品ではありませんが、幼馴染の司書・文弥子やお店を訪れる常連客たちと関わっていく中で、過去のトラウマから人見知りになっていた文弥子の行動を支えたり、晃司が再び作品を書く決意をするきっかけを得たり、不器用だった二人が再会して試行錯誤しながら心を通わせていく、優しい雰囲気の心温まる物語でした。2015/05/21

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