集英社オレンジ文庫<br> からたち童話専門店―えんどう豆と子ノ刻すぎの珍客たち

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集英社オレンジ文庫
からたち童話専門店―えんどう豆と子ノ刻すぎの珍客たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086800198
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

父が海外勤務となり、高校生の零次は倉敷へ来た。亡き母が営んだカフェを兄が引き継ぎ、兄弟5人で暮らすのだ。引っ越し早々、向かいの『枳殻童話専門店』の美青年店主・九十九に声をかけられた零次は?

内容説明

父が海外勤務となり、高校生の零次は倉敷へやって来た。亡き母が営んでいたカフェを長兄・神が引き継ぎ、これからは兄弟―医大生の次兄・悠貴、双子の弟妹・尊と彩佳、そして自分の五人で暮らすのだ。お向かいの『枳殻童話専門店』の店主・九十九は優しげな美青年だが、神と確執があるらしい。ある雨の夜、『枳殻童話専門店』へ入っていく謎の客を目撃した零次だが…?

著者等紹介

希多美咲[キタミサキ]
岡山県出身。『月下浮世奇談』で2012年度ロマン大賞受賞。コバルト文庫に受賞作を改題・加筆改稿した『写楽あやかし草紙』シリーズなどがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アン

57
父の海外転勤をきっかけに倉敷へ移住してきた初瀬家の5人兄弟。お向かいの枳殻童話専門店は真夜中になるとあやかしが集う不思議なお店。店主の九十九(通称ほっこりさん)のちょっとズレててユルイ感じが和みます。あやかし達がみんな優しい気質でほっこりします。人童子が可愛い。ほっこり和み系の話の中にもホロリとくるものもあり、切ないけど優しい物語でした。5人兄弟だけど、そんなに登場人物いらない気も・・・長兄と三男の零次だけでも良いような・・・。次で兄弟たちの絡みもでてくるのかな。気になる内容も残っているので続編読みます。2018/04/01

ひめありす@灯れ松明の火

57
のほーんとした可愛いお話でした。兄弟の中のいじられっ子の零次はそんなに悪い子じゃないと思うんだけど、ちょっと扱いが酷すぎるだろう。そこにもやもやしてしまう。だからものすごく面白かった!とか、満足でした!という訳ではないけれど、やわらかい雰囲気を楽しむにはいいと思います。何といっても倉敷がいい。訪れてみたい気持ちにさせてくれます。人のそばに居たい人童子、叶わぬ恋をした水天さん、その他も。あやかしたちが人を恋うる気持ちは素敵だったけれど、逆に人からあやかしたちへの気持ちはこの作品中ではいったいどうなんだろう。2017/04/08

ゆかーん

53
5人の美男女兄妹が亡き母親の故郷、岡山でカフェを経営しようと奮闘する物語…かと思いきや!?、お向かいに住んでいる「九十九さん」というほっこり癒され男子の登場により、物語は意外な展開を迎えます。九十九さんの独特な雰囲気に影響され、霊感を発揮してしまった5人は、童話専門店に居座る妖怪たちが肉眼で見えようになり、妖怪に翻弄される日々を送るのです…。「童話」というタイトルから、色々なファンタジーが沢山出てくるイメージでしたが、妖怪がたくさん出てくる曰く付きな物語といった感じで、想像と違って少し残念でした。2016/01/27

よっち

44
離婚した亡き母が営んでいた岡山・倉敷のカフェを引き継いだ長兄・神と、一緒に引っ越してきた五人兄弟たちが、お向かいの『枳殻童話専門店』の謎めいた店主・九十九と常連客のあやかしたちに関わっていく物語。兄弟の真ん中・零次の視点から、九十九と神の因縁や亡き母、あやかしの実らない恋などあやかしを絡めたお話が綴られますが、最初は切ないと感じるお話を最後は良かったと思える展開に変化させていくところは上手かったですね。双子の弟妹たちはやや描き切れていなかった印象なので、続巻あるならその辺にも話を広げていくことを期待です。2015/05/31

akemi.g

41
舞台は倉敷。亡くなった離婚した母親の真相、人間の女性に恋したあやかし水天さんの話には、おもわず涙が。でも、ラストは悲しいだけで終わらず…ちょっとクスッとしてしまう。優しいけどいろんな事に首を突っ込む、主人公の零次。いろいろ首を突っ込む原因をつくる、九十九。それにふりまわされる長男、二男。兄達を冷ややかな目で見てる弟と、何も考えていない妹。よくあるベタな兄弟の図ではあるが、私はこういう話大好き!あやかし達も可愛らしい。これからの展開が楽しみです。2016/02/29

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