集英社オレンジ文庫<br> 号泣

個数:
電子版価格
¥550
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

集英社オレンジ文庫
号泣

  • 松田 志乃ぶ【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 集英社(2015/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 10pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 11時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086800136
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

進学校として知られる天智高校。春休みのある日、人気者だった春日井奈々が転落死する。自殺か、他殺か!? 学校中が揺れるなか、奈々と親しかった女子生徒に次々と異変が起きて…!? 儚く脆い青春ミステリー。

内容説明

進学校として知られる天智高校。春休みのある日、人気者だった春日井奈々が校舎から転落死する。自殺と思われたが、転落前、彼女の背後に人影を見たという証言もあり…。奈々が所属していた部活は、部員の名前に偶然、春・夏・秋・冬の文字があることから「四季の会」と呼ばれ、憧れる生徒も多い。だが、奈々の死後、部員たちに異変が起きて…。危うく儚い青春ミステリー。

著者等紹介

松田志乃ぶ[マツダシノブ]
雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、2005年ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優愛

83
読者モデルでもある春日井奈々はあの日なぜあんな形で死んだのだろう。あれは果たして自殺か、それとも――春、夏、秋、冬。結成された四季の会。巡り来る四季に影を落とす不審な人物は誰か、これが最後までなかなか分からない。死ねばいい、あんな子は死ねばいい。まるで時限爆弾のような恐怖のプレゼントを贈ると同時に始まるあなたへの復讐。地獄のような人生を、これは因果応報なのだから。女同士の格付けと偽りの友情を疑似体験したような気になるくらいまとわりつくような文体が見所。胸がざわつくような青春ミステリーは伏線回収も圧巻です。2015/04/15

えりこんぐ

48
箏曲部に所属する女子高生たちのドロドロミステリー。飛び降りた女子は自殺か他殺か? 各章で女子たちのイメージがころころ変わる。なんとなく秋吉さんの『暗黒女子』テイスト? 黒いのは好きなので(笑)なかなか面白かった(´∀`=)2017/02/04

よっち

37
春休み、春日井奈々が校舎から転落死したことをきっかけに、筝曲部の春・夏・秋・冬を名前に持つ「四季の会」少女4人が事件に巻き込まれていく危うく儚い青春ミステリー。悪意を持った嫌がらせから始まったすれ違いがどうしようもないところまで積み重なった結果、生まれてしまった復讐劇。軽挙から密かに起きていた知られざる悲劇。文中に彼女たちの告白を挿入しながら進められていく物語は、ひとつの方向に向かうことを予感させますが、まさかの展開に見事に騙されました。少女たちの不安定に揺れる思いを、生々しい描写で描き切った圧巻の一冊。2015/04/28

あゆ

34
号泣 すっごく面白かったよ 内容がサラッとしてて読みやすかった 春日井奈々の死には他殺と自殺の両面が疑われたんだよねー。 四季の会ってなんか美しい名前の会だよねー。 2020/06/10

波多野七月

26
タイトルの意味がわかった瞬間に、どうしようもないほどの衝撃が訪れる。春、夏、秋、冬。それぞれの名前に四季の文字が刻まれた、〈四季の会〉の少女達。謎の転落死をとげた一人の少女、やがて次々に少女達の周囲で起きていく異変。自殺なのか、殺人なのか。読み進めていくうちに、吐き気がする程の悪意とめまいに襲われる。このやるせない哀しみにみちた物語を、二度と読み返せないだろう。嫉妬、笑顔の向こうにひそませた悪意、憎しみという引力で繋がる女の友情のカタチ。どろりとした匂いにむせかえる、青春ダークミステリ。2015/03/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9448747
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。