出版社内容情報
名家の生まれだが巫女となり、神に祈りを捧げて生きるキラルリア。ある日、若き皇帝エスティオスから「神託で妃に選ばれた」と告げられ、強引に妻にされてしまう。でも肌に触れる彼は優しくて…?
内容説明
キラルリアは名家の姫でありながら巫女となり、神へ祈り、静かに暮らしていた。そんなある日、若き皇帝エスティオスから「お前は神託で妃に選ばれた」と告げられる。「この身は神に捧げたもの」と抵抗するも、「その神の言葉に逆らうのか」と無理やり妻にされてしまう。しかし、初夜の儀式でエスティオスはキラルリアを強引には抱かず、ひたすら快楽へ溺れさせる。そんな彼の優しさに惹かれていくが…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
35
神を欺いてでも愛しい巫女を手に入れたいエスティオスと、神の導きならと婚姻を受け入れたものの、次第にエスティオスに惹かれる心に目を背けられなくなるキラルリアの、お互いを想い合いながらもお互いの本心に気付けずに、身体のみの繋がりを支えにし続けるジレジレ、且つ、実は甘々ラブ。どんな背景があろうとヒーローの愛情を存分に感じられるので、終盤近くまで満足のいくものでしたが、・・・う〜ん。最後の皇太后の事件辺りからちょっとおざなり感が否めない。黒幕がいるとしても、ヒロインの行動は咎めるべきでは?愛は盲目という事か。2015/11/23
胡蝶
8
攻めが意地悪すぎてちょっとムカついた。皇帝だから高飛車なのは分かるけどそこで意地悪するの?みたいな…そのせいで遊ばれてるような気分になる。一目惚れなら最初からそう言えばいいのに…2015/09/01
白黒杏仁
6
中盤まではイイ展開だったのだけど後半にはいって、あれよあれよという間に真相が明かされ神を信仰してるはずゆえの葛藤も混乱もなく、あっさりと解決。エスティオスそんな人がいっぱい居るところでネタバラシしちゃダメだよ。キラルリアも素直過ぎるけど、これは仕方ないか善意だけの場所で何年も過ごしてきたから。とにかく、もったいない物語。イラストは◎2015/03/01
紗杏
3
またまた読んだ本を登録してない日々だったのだが....あまりにもな感想だったので覚え書きしとかないと、イラストは好みなので手放した後、コロッと忘れて中古で買ったらヤバイから書いとく。巫女のくせに愛してるって思った人を憎んで人を殺めようとするのは納得いかない。それに!その後何事も無かったように回りにも認められてメデタシなのも納得いかないわ。2015/02/10
とむのすけ
1
表紙買い2017/08/05