内容説明
この本の中で「バカ」という言葉を書いているが、うれしくていってるのではない。悔しいのだ。あんなにまったき一人の人間だった女たちが、あんなに優秀だった女たちが、なぜこんな「バカ」にさせられているかと、悔しくて泣けてくる。どうして女はこんなに「バカ」になってしまったのか。フェミニズムの論客が本気で叱る!女性が本当に賢く生きていくための本音、痛快エッセイ。
目次
第1章 愛の悲劇
第2章 主婦の自立
第3章 家庭の罪と罰
第4章 男と女の謎
第5章 田嶋陽子への挑戦状
著者等紹介
田嶋陽子[タジマヨウコ]
1941年4月6日岡山県生まれ、静岡県育ち。津田塾大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。東京女子大学、津田塾大学非常勤講師を経て、1976年法政大学第一教養部教授(2001年7月31日まで)。2001年参議院議員(社民党比例区でトップ当選)。その後、議員を辞職し、テレビ、講演会などで、フェミニズムの論客として、お茶の間の人気者に
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感想・レビュー
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NATSUMI
2
読みやすかった!昔からテレビで田嶋さんを観ていたけど、大切なメッセージを届けてくれていたのに、「なんか怒ってる人」というイメージしかなかった。母も一緒によく見ていたけど、ノーコメントだったなぁと今ふと思い返す。昔から多くの方がフェミニズムについて大切なことを伝えてくれていたのに、まだまだな社会。残念。田嶋さんは本でも、男性個人を非難せず、社会を非難してむしろ男性にも優しいのに、テレビが作ったイメージのせいで(まんまとひっかかた私も残念だけど)、伝わるものも伝わっていない!悔しい!挿絵の4コマは不快だった。2021/09/01
なたりー
1
時代が田嶋陽子に追いついてきた。2020/10/26
Miki Shimizu
1
字も大きくて、読みやすい、、、はずなのに、なんかしんどくなって時間かかっちゃった。最後のQ&Aは、ふむふむって読めたかな。2019/12/12
nyaru47659288
0
読みやすい。それなりに楽しめた。
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