内容説明
「おいしい」もの。「旬」のもの。「地」のもの。京都に住んで7年の至福。
目次
京都で見つけた、「おいしいもの」(私の京野菜ヒストリー;京番茶は始末の精神から ほか)
片泊まりから料理旅館まで、私が好きな「京の宿」(京の宿、こぼれ話、円山公園「井雪」、麩屋町「俵屋」;摘草料理「美山荘」 ほか)
三年目の町家暮らし「京都web日誌」(節分、イワシと柊で「鬼は外」;旧暦のお雛さん ほか)
古いもの、あたたかいもの、「生活骨董人」(嵯峨野「おきな」の常連さん;錦市場「有次」で、懐石料理修業 ほか)
著者等紹介
麻生圭子[アソウケイコ]
エッセイスト。1957年生まれ。作詞家として、小泉今日子、吉川晃司、中森明菜、小比類巻かほるなどのヒット曲を手がける。92年から詞作家活動を休止し、96年、結婚を機に京都に移り住む。99年より町家暮らし。自らの京都生活体験をもとに、東京人が案内する京都の魅力という視点で、『東京育ちの京都案内』(文芸春秋刊)を書き下ろし、さらに町家探しと修復について綴った『東京育ちの京町家暮らし』(文芸春秋刊)を上梓
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感想・レビュー
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みぃな
10
10年も積読になっていました!京都に行って、お土産に買った本です。東京の方の京都に住んでみての内容は、京都に憧れる私に近い目線でした。観光しながらの生活といったとこでしょうか。住みたくて不動産屋さんに行ったけど、憧れは憧れのままがいいかと思ったので、実践された麻生さんの本は、静かにときめきをくださいました。2017/09/04
百花
2
東京を後にし京都の古民家を借り、夫と二人で快適に改造した町家暮らし。憧れても誰もが出来ることではない。改造にお金をかけ、日々の暮らしに必要なものを吟味し、こだわり続けて得たあれやこれや。この小さな本に収められたいくつもの提案はすぐには取り入れられないけれど、時折ページを開きながら気持ちを刺激されればそれでいい。私には私の暮らしがある。この先どれくらい生きられるかはわからないが、気持ちよく暮らそうと思わせてくれた一冊だった。2019/01/02
たろちん
1
この本の影響で土鍋でご飯を炊くようになりました。
雨巫女
1
京都暮らし、一年間町屋でしてみたいな。2009/04/24
みっくん
0
京都くらしのあれこれ。まぁ、ぶっちゃけ、実はどこで暮らそうが、その土地の一つ一つを大事にしていれば、こういった暮らしはできると思う。京都市内って、意外とないものも多いし。・・・1日をもっと大事に暮らしたいなぁ。2015/02/18