出版社内容情報
オルビアン公爵夫人ジュリエッタはある日、“前世の記憶”を夢を見る。
前世の記憶にあった小説の“悪妻ジュリエッタ”は夫レアンドロに執着し、レアンドロの命をつなぐ自身の“熱の魔力”を利用して彼を縛り付けていた。
小説の結末でレアンドロはヒロインと駆け落ちをして命を落としてしまう。ジュリエッタは自身が夫の邪魔をし、死に追いやってしまうのだと気が付き、身を引くことを選んだ。
そして決意する。彼が必要とする自分の魔力だけを彼に移植して離婚する、と。
しかし、妻が消えたことにレアンドロは血相を変えて――!
“前世の記憶”に翻弄され、引き裂かれる二人の愛の物語、開幕!
【目次】



