出版社内容情報
「運命の相手」と心が通じ合うとき奇跡が起き幸福がもたらされるという言い伝えにより、伯爵令嬢スカーレットは「運命の相手」を示す赤い糸を鑑定。だが自身の赤い糸は途切れていた!
その後、家族はスカーレットを虐げるように。
スカーレットは平民になりたいと家出の準備を進めていたが、残忍と噂の公爵の後妻に嫁ぐことを命令される。
その後スカーレットは、隣国ルーゼンフェルド国王リオハルトの赤い糸が途切れているのを見て驚く。
赤い糸は自分と運命の相手にしか見えないのだ。
リオハルトはスカーレットに「君こそが俺の”運命の相手”だ」と告げるが――!?
一人で生きていくことを決めた糸切れ令嬢が本当の愛に出会うじれキュンラブストーリー!
内容説明
幸福がもたらされるという「運命の相手」を探すため、伯爵令嬢スカーレットは「運命の相手」を示す赤い糸を鑑定。だが、自身の赤い糸は途切れていた!家族からは政略結婚の役に立たないと虐げられ、平民になるため家出を考えるも、残忍と噂の公爵に嫁ぐことを命令されるスカーレット。その晩、緊急に開かれた王家の晩餐会に出席したスカーレットは、隣国の国王リオハルトの赤い糸が途切れているのを見てしまう。赤い糸は自分と運命の相手にしか見えないのだ。「お前が俺の“運命の伴侶”だ」そう告げたリオハルトの執着は思った以上に強かったようで―!?“不遇の糸切れ令嬢×不器用な執着国王”のじれ甘ラブストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
10
女神の恩寵で運命の伴侶を結ぶ赤い糸が王侯貴族であればあるはずがなぜか途切れていた伯爵令嬢スカーレット。王家の晩餐会に出席したことから、同じく糸が途切れていた隣国の国王リオハルトに見初められて…というシンデレラストーリー。異母妹メリッサを筆頭に赤い糸信仰を持つ貴族に爪弾きされていたスカーレット。リオハルトの庇護下にあるものの、赤い糸を巡る問題に彼女の持つある女性の記憶が絡まって、一筋縄ではいかぬ展開は面白い。侍女マリーの恋愛も気になった。リオハルトは溺愛というよりは過保護といった印象を受けた。次巻が楽しみ。2024/04/12
史
5
手堅いシンデレラストーリーなのだけれども、続きありきなのは非常にナンセンス。なんとも。2024/04/09
蒼
1
kindle2025/06/18
蒼
1
kindle2024/08/13