ダッシュエックス文庫<br> マヨの王―某大手マヨネーズ会社社員の孫と女騎士、異世界で“密売王”となる

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ダッシュエックス文庫
マヨの王―某大手マヨネーズ会社社員の孫と女騎士、異世界で“密売王”となる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086312141
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

真面目な高校生・弦木恭一郎は、痴漢の冤罪をこうむり全てを失い絶望していたところ、謎の光に包まれて異世界へ。そこではマヨネーズが禁断の調味料とされていて? 人々を守るため、マヨパワーで立ち上がれ!!


内容説明

「マヨネーズのように白い心であれ」亡き祖母の教えを守り、真面目に生きてきた弦木恭一郎だったが、ある日痴漢の冤罪をかけられて、それまで築き上げてきた信頼や自負を失ってしまう。絶望して妹のふたばと共に、街を歩いていると、突如現れた謎の光に包まれ、二人は異世界へと転生した。だが、そこで二人を助けてくれた優しい姫や女騎士さえ、貴族たちによる非道な迫害や貧困に悩んでいた。世界は、正しい者が苦しむ絶望の牢獄だ。そんな姿を見た恭一郎は、自ら悪に堕ちて彼女たちを救う決意をする―この世界では禁断の調味料とされるマヨネーズの力で!!前代未聞の異世界転生ピカレスクロマン、ここに開幕!「小説家になろう」人気連載書籍化!

著者等紹介

伊藤ヒロ[イトウヒロ]
奇作・怪作と呼ばれる作品を数多く世に出してきた小説家兼シナリオライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たこやき

15
調味料の製造、販売が規制された異世界で、世話になった領主を救うため、マヨネーズの密売を始めた恭一郎とカーラ。闇ギルドとの交渉。粗悪な偽マヨを巡っての攻防……。題材はマヨネーズなのに、妙にシリアスに裏社会を巡っての争いになっていく様は凄い。あとがきによれば、もともとは麻薬とかを題材にするつもりだったが……とのことだが、マヨネーズにしたことで独特の味になっているな、というのを思う。ただ……自分、別に嫌いではないが、そこまでマヨネーズ好きじゃないんで、流石にこの世界の人々のマヨ中毒には納得できないなぁ(笑)2017/12/25

サキイカスルメ

8
無駄に芝居がかったマヨトーク(笑)マヨネーズ会社の元社員だった祖母からマヨについて叩き込まれていた恭一郎が、妹と共に異世界に転移して、マヨの王を目指すお話。ちなみにマヨネーズ作成・売買は犯罪です、な世界。伊藤ヒロさんの主人公は、鈍感さがギャグ方面に発揮されて面白いから、好きなんですよね。恭一郎も、かなりの鈍感・勘違いな男の子で、ツッコミは妹ちゃんですね。謎のマヨネーズ家訓も面白かったです。展開自体は、結構ハードなはずなのにちょこちょこあるコメディ要素によって、そんなに暗くは感じないかな、と。2017/12/03

ラノベの王女様

8
大手マヨネーズ会社の社員を祖母に持つ少年が、調味料文化の未発達な異世界で、マヨネーズを売り捌いて荒稼ぎを目論む物語。―――人生の教訓は、マヨネーズが全て教えてくれた。作者お得意の一発ネタ系なおふざけタイトルに反して、中身はこれでもかというほどハードボイルド。金のためなら悪になる。次々とマヨネーズ中毒者を生み、薄汚い連中と組んで仕事をし、時には惨たらしいイベントが起こる様は、まるでギャングの日常をありのままに撮影したドキュメンタリーを見ているかのような感覚。一体この物語はどこへ向かうのか。次巻も楽しみだわ。2017/11/23

niz001

6
黒伊藤ヒロ強めで今回は<地平>へ。確かに元「けしの王」っぽい常習性の高さを発揮するマヨネーズ。訳アリとか裏のあるキャラ多い。少女?アクの強いババアキャラで行かないのかw。2017/11/23

nawade

4
★★★☆☆Web版未読。白濁王に俺はなる!マヨネーズといえば異世界食品チートの代名詞として名高いが、この本はマヨ無双に特化した内容である。主人公が転移した世界では麻薬じみた常習性のある禁断の調味料扱いされ、食という名の快楽の元に男も女も嬌声をあげ、身も心も捧げる始末。主人公はマヨ一貫で異世界を駆け上がろうとするも、調味料専売制という壁が立ちはだかる。仕方なく悪に身を落とし密売を始めるも一癖も二癖もある取引相手に智謀を駆使することに。いやはやマヨ一つからハッタリを利かし、よくもここまで話を広げられたものだ。2017/11/22

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