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出版社内容情報
芸術の名門に通う少年・小町は、ある日自らの芸才が具現化した異能力「エゴドール」によるクリエイター同士のバトルに巻き込まれて!? アーティストという名の変態(!?)どもが今日もぶつかり合う!?
内容説明
退屈が人間の生きる気力を奪いクリエイターに至上の価値が認められた世界。芸術の名門ミューズ学院の普通科に通う少年・沖本小町。小町は不器用でクリエイターになれない自分に自信が持てず、灰色の青春を送っていた。ある日、小町は美術科2年生の変態ゴスロリ少女・築波夕莉と出会う。彼女によって自らの芸才が具現化した異能力「エゴドール」によるクリエイターどうしのバトルに巻き込まれてしまい―!?音楽、絵画、文芸…あらゆるアートが武力となる世界で、アーティストという名の変態(!?)どもが今日もぶつかり合う!!前代未聞のアーティスティックバトルアクション登場!!
著者等紹介
北國ばらっど[キタグニバラッド]
第十三回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
16
あらゆる芸才が異能「エゴドール」として具現化され、アーティストが己の才能をぶつけ合う話。悪くは無いけど良くも無いといった感じでしょうか。テンポよく話が進んでいくのはいいんだけど説明、描写不足のせいでいまいち理解できないまま終わってしまった。肝心のバトル描写も微妙であらゆるアートの才能が具現化されるという設定を活かせていなかったように思います。ただ変態揃いの登場人物が送る日常シーンは賑やかで良かった。次巻は気が向けば買います。2015/01/26
活字スキー
8
「アーティストとは変態である」という煽り文句に釣られてみたのだが、良くも悪くもフツーの今どきラノベだった。作品を具象化した“エゴドール”による能力バトルは、普段からニコ動やなろう、pixivといった投稿サイトに親しんでる人ならすごく共感し易いだろう。ただ、全体的に「ラノベってこーゆーカンジでしょ?」という枠内に収まり過ぎてる感がちょっと残念。それとタイトルのアプリコットて、梅じゃなくて杏だよね?18歳未満の良い子は「アプリコット」「ドール」で検索しちゃダメよ~ダメダメ♪という恐るべきステマか!?2015/02/16
サイバーパンツ
6
クリエイターの心象風景が具現化したスタンドのようなもので、自らの感性を持って相手の感性を塗りつぶすという発想は面白いが、話自体は普通に収まってたので、新人だしもっとフリーダムにやってもよかったのでは思った。正直バトル描写は薄味だが、アイデア力やコメディセンスはかなりあるし、続きを書いていけば化けそうな話だと思う。この巻でも十分面白かったけど。2017/08/17
KUWAGATA
5
悪くはないけど、全体的に印象が薄い感じ。掛け合いトークとか、光るところはあるのですが、バトルシーンを筆頭に、描写力の足りなさを随所に感じてしまいました。目の付け所は良かったけど、それを表現するための設定が説明不足で、少々強引な感じだったのも惜しかった。2016/09/12
ギンレイ
5
【自分らしさを見つめて】 芸術を用いたバトルアクション。 厳しいかな。 芸術とバトルを結びつけ、互いの感性を競い合い自分の感性で相手を塗りつぶすという発想は面白いと思う。 キャラの属性付けは商品としては既に確立されているものを使っているため編集部としては安パイというところだったのかな。 でも、ちょっと全体的に大味ですかね。 男の娘とかが好きであれば合うかもしれません 評価は ★★★★★☆☆☆☆☆ 5個星です!!2015/04/11
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