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出版社内容情報
かつて世界最強の異能使いだった伊原迅は、裏切り者をついに見極めた!? 驚異の力〔破滅〕を操るミカボシに迫るが、とんでもない真相が明らかに…! 下衆の極みエロコメ、シリーズ完結! 爆笑の大団円!!
内容説明
万能で最強の“星”のオリジンズだった伊原迅は仲間の裏切りで全ての力を奪われた。力を取り戻すべく、卑怯な手段でかつての仲間を次々と撃破していく迅だが、戦いの中で、彼女たちが抱えていた事情や想いを知り、仲間との絆を取り戻していく。そんな折、“異形”曲辻綾子が何者かに襲撃された。襲撃者を追う迅たちの前に立ちふさがったのは、かつてわかり合ったはずの“破滅”のオリジンズ、ミカボシ!しかし彼女は…。全てのヒロインを倒すバトルアクション、ノンストップでシリーズ完結!事情も想いも知るか!俺はヒロインを全員倒す!!
著者等紹介
八薙玉造[ヤナギタマゾウ]
1979年大阪生まれの大阪育ち。大阪芸術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shin
9
迅は遂に星のオリジンを奪ったと思しきミカボシを見つけるが、明らかになる黒幕や真犯人相手にも復讐が止まらない最終巻。色々秘めつつずっと迅の傍にいた神那の日記の破壊力というか、彼女の本心をきっかけに見えてくる各ヒロインの恋心などが面白く、個人的には咲楽の想いや恥ずかしさが挿絵も相まってニヤニヤしてしまう程ストレートに伝わったのが印象的。これは・・・と何度かおまわりさんを想起してしまうような、ヒロインの恥じらいをギリギリまで引き出す手段はやりすぎ感もありながら、愛もある復讐劇として走り切った気がするお話でした。2014/10/15
水無月冬弥
8
ひどいけど面白かった。ラスボスは想定通りだし、2巻の伏線からドロドロしていたのもわかったけど、ミカボシへのメッセージは恐かった。ハーレムっぽくなっていたけど、やっぱりガチの二人の物語だった気がしますねえ2014/09/30
サエズリ割津
7
面白かった。ゲス主人公のヒロイン復讐ストーリー完結。前半シリアスだと思ってたら、後半は日記で心の闇の大暴露大会とは驚いた。あれだけ前巻で引っ張っておいたのにミカボシが意外に小者だった。ラスボスはやっぱりあの人だよなという感じでしたが、迅のことを誰よりも思ったうえでの行動であり、決して悪人というわけではないのがにくい。ヒロインを全員きっちり倒したのはよかったし、ラブコメとしても面白かった。イラストも健全にエロくてよかった。2016/04/28
しぇん
7
はい。アウト!。とはいえ前巻で普通に警察に逮捕されてた事に比べればセーフなのかな?セクハラ系で本当に逮捕される主人公の物語完結。怪しすぎて一周まわって犯人じゃ無いんじゃないかと思っていた人が普通に犯人でしたか……。構内放送で女子の日記を読み上げる事で戦う主人公とか斬新で面白くはありましたが内容的に人には進めずらいシリーズでした。デビュー作は凄く重い話だったけど、一体作者は何処にいってしまうんでしょうか。2014/12/15
@わんだ。
7
星のオリジンを奪ったのはあなたでしたか。内に抱えている闇と腹黒さ全開でラスボスやってましたね。ミカボシ戦もラスボス幼馴染戦もいつも通り身体を籠絡して勝利していて・・・ひどい(笑)。今巻で終わりだけど、だらだらした感じもなく、まとまって終わってよかったです。2014/09/29