集英社スーパーダッシュ文庫 ラドロンの娘―永遠の処女と汚れなき下僕（モッソ）

川崎 ヒロユキ【著】

集英社（2014/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 317p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086307895
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

見た目と精神年齢は17歳。だが実年齢は481歳になる永遠の処女=チャルメル。彼女こそ、キリスト教と共に伝来し独自に進化した悪魔“界乱鬼"を祓うことが出来る唯一の“戦闘祓魔師"だった!!

内容説明

来栖光太郎は、いつか監督になる日を夢見て、アニメの専門学校に通う苦学生。ある日、日課の新聞配達の道中で不思議な少女、チャルメルと出会う。彼女は、キリスト教と共に伝来し、我が国で独自に進化した新種の悪魔“界乱鬼”を祓うことのできる唯一の“戦闘祓魔師”であった。やがて光太郎は、運命の糸に引き寄せられるように、チャルメルの相棒＝下僕となり、彼らの戦いに巻き込まれていく…壮大なスケールで贈る伝奇バトル・ラブコメディ、ここに開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[METHIE]

お話は不老不死の盗賊の少女が若者と契約をし悪魔と戦うという代物。 過去パートが織田信長という大物を扱っているのに対し、 現代パートではなんとアニメ監督を目指していた画力のない若者が、 新聞配達をしながら専門学校に通ううちにアニメの脚本に目覚めるという明らかに作者の半自伝的な内容でその業界の生々しさが素晴らしい、 やはり後書で戦国時代パートに対してどうしても現代パートが弱くなってしまうのでやってみたとあるが正解。 また悪魔退治のパートも力を入れていてきちんとやっている、個人的に面白かった、

2014/07/10

[タリぃ]

退魔もの。序盤から中盤にかけて面白かったが、最終盤で萎んでいった。やっぱり主人公が環境や嫌な奴によって凹まされるっていう展開は熱いな。感性が豊かならそれだけで泣けてくるだろうし。一つ、参考になる作品だった。

2014/08/02

[水無月冬弥]

川崎ヒロユキ先生（@kawasak54965532）の　#ラノベ　古きよき伝奇っぽい話と、実体験込みなので重い日常パートがまじりあって、個人的には面白かったです。とはいえ、レーベルと若い子の好みを考えると売り上げが・・・・

2014/07/27

[ジン･ライト]

チャルのCVは丹下桜さんで決まりだ!!

2014/07/03

[ふもふ]

1巻目(続きがあるなら)にしてはちょっと詰め込み過ぎだったかなという印象です。話としてはなかなか良かったので、もうちょっと個々のキャラにスポットを当ててゆっくり描いた方がさらに面白かったかも。

2014/06/29