集英社スーパーダッシュ文庫 ベン・トー〈１２〉デザートバイキングプライスレス

アサウラ【著】

集英社（2014/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 355p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086307734
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

半額弁当争奪バトルに青春を賭けていたはずの佐藤洋だが、激戦の後には女狼たちそれぞれとの甘?いエピソードがあった!? 女の子キャラ総登場で贈る書き下ろしの他、ウェブ掲載短編も収録!

内容説明

半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋が、狼となってから出会った仲間たちと想いをぶつけ合う甘～いエピローグ集！気持ちを受け止めてもらったはずの槍水との未来は？そしていつも隣にいる著莪との関係はどうなる？さらにいつも周りでアクセル全開で暴走状態だった沢桔姉と噛み合う時は来るのか？そして白梅は？その他にも茉莉花とのタイホ寸前の××や、烏頭ＶＳあせびちゃんのオカルトバトル、茶髪の想い…など、胸焼け必至のデザートバイキング！一緒に戦い、喰い続けてくれた皆様に感謝を込めて、庶民派シリアスギャグ・アクション、これにて完食！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

半額弁当を巡って戦う狼たちの食と青春の物語最終巻。本編終了後の日常を描いたFD的な短編集。デザートバイキングプライスレスという題名からわかる様に、ヒロイン達の魅力がたっぷり詰まった超甘々なお話ばかりでお腹一杯になりました。どの話も最高にキュンキュン来ましたが、その中で一番良かったのは著莪エンドですね。著莪が可愛すぎて悶え死ぬレベル。梗、茉莉花、広部さん、白梅、あせびちゃん、茶髪、ウっちゃん、最高に魅力的で可愛らしいヒロインたちの姿を最後に読む事が出来て本当に良かったです。御馳走様でした。佐藤は爆発しろ!

2016/01/17

[星野流人]

ベン・トー本編完結後の、デザートエピソード。金城との激闘の後、なぜか一旦白紙の関係に戻ってしまった佐藤と仙。そんなわけで現在フリーの佐藤を中心に、梗、白梅、広部さん、茉莉花、そして著莪、仙とのラブラブ（？）なアフターストーリーがてんこ盛り。個人的にはやはり著莪派だったこともあり、著莪と佐藤のエピソードとしてひとつの決着を見せてくれたのは嬉しかったです。あと絶対に正ヒロインにはならないものの嫁候補筆頭でもあった白梅も、そのツンツンな魅力が堪能できて良かったです。

2022/03/26

[Yobata]

ベン・トーついに本当の大団円最終巻。エピローグ的短編集…というかベン・トー的にはSS集かな？前回の魔術師との頂上決戦前後をメインにベン・トー女子メンバーを主体とした12本のSS。ベン・トーもこれで終わっちゃうかと思うと悲しくなると思ったが、大勝負も終わりシリアスも抜けていつものアサウラ全放状態w最初にアンの筋肉刑事サイトから始まる始末wそして気になる仙とのその後はまさかの好きだけど付き合うとは違うという出だしw!茶髪と顎髭,坊主と重要サブキャラの話もあり。仙と付き合えなくなった佐藤は梗の彼氏になるという→

2014/02/25

[あなほりふくろう]

……何がデザートだよこれだけ特濃のマルチエンドを、宴の後の真エンドを見せつけられて、佐藤爆発しろ以外に何を言えと（憤怒） 感無量です、ごちそうさまでした！

2014/03/07

[(●▲●)とらうまん(*^◯^*)]

【★★★☆☆】６年間に及んだ長いシリーズ、お疲れさま＆ごちそうさまでした。 ……白粉大先生の洞察力がもはや異能の域なんですがそれは(震え声) 蔓先輩フツーに良い子なのにいちいち惜しい、だがそこが好きですｗ 完全ギャグ回の鳥頭VSあせびちゃんが一番安心して読めました。 デザートバイキングということで、各ヒロインたちとのその後やif(？)も絡めた話がメインでしたが……うーむ。ギャグも個別のエピソードも非常に良質だった7.5や9.5に比べると、これでシリーズ完はいまいち蛇足に感じてしまったかなと。

2014/05/19