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出版社内容情報
四月朔日咲のように絶望により能力を得てしまったものたちを再び闇に染めないため、咲をはじめ犬たちは昼夜を問わず駆け巡っていた。その咲の前に突如として現れ刃を向ける少女とは果たして──。
内容説明
“贈呈者”事件で怪我を負った月見里総は、短い休暇を経てようやく現場に戻る。総の指導員の四月朔日咲はまだ復帰せず、総は、嘘を見抜くJ能力“嘘発見器”を使う百目鬼鏡とコンビを組まされる。強烈な存在感を発揮する鏡に困惑しながらも始まった任務の中で、瞬間移動のJ能力者・志倉文に出会うこととなる。一方、咲は里帰りし帰京した路地裏で、刀使いの少女に襲撃される。使われた剣術は、四月朔日流の分家の五月乙女流。咲は亡き兄・優哉の許嫁であると気がつき、応戦するが逃亡されてしまう。J犯罪者集団ジューダスの幹部“封印者”は、計画のために必要であった瞬間移動能力を持つ志倉文を知り利用を企て、遂に計画を発動する。戦いの中で、総はJ能力がもたらす闇の深さを知り、咲は、三年前に自らが犯した罪の重さに直面する―。罪と絶望の深闇が広がる、異能バトルアクション第二章!!
著者等紹介
藤原健市[フジワラケンイチ]
兼業作家。静岡県西部在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
物心
3
思考停止は罪で悪ですから。J能力に目覚めた青少年たちは、絶望と奈落の泥の中で藻掻き足掻く。絶望から希望に這い上がるのは難しそうだな。犬も敵も新キャラ多く出て来たが、全員が全員救われることは間違いなくなさそうだ。心だったり、咲さんに因縁があるあの人だったりの現在等が出て来て糸を張っていったので、次巻で決着するだろうなぁ。3巻完結かしら。新キャラもガンガン出て来て、新キャラと既存キャラがガシガシ繋がっていって、ああそうなるのねと。2013/07/01
からから
2
この話がどう落ち着くのか見たかったけど多分打ち切りだよなぁ……ここから!って感じだけど、スロースターターすぎたのかな……うむむ。次作で頑張っていただきたいところです2015/10/22
コリ
2
まだ2巻なのになんというハードっぷり。とはいえ1巻以上に面白かった。新キャラがかなり登場したけど特少対の面子は特に個性的。〈封印者〉と対峙した総のピンチを救い、圧倒的な強さを見せ付けた有珠がどの様な経緯で犬になったのかも気になる。今回は咲が終始色んな意味で追いつめられっぱなしであまり活躍出来なかったのがちょっと残念。快進撃は次巻かな?猫スリッパの挿絵が無いのも惜しい(笑)とりあえず次巻も楽しみ。2013/07/06
エン@おーつる
2
面白い。「絶望することにより特殊能力に目覚める」という設定がうまいこと機能していると思います。 2巻ですでにハードな展開ですが、個性的な登場人物も増えてきて今度の展開に期待!2013/07/05
masayuki00
0
ずっと積んでましたがようやっと読み終わりました。1巻の時にもありましたが、ヤバイ状況にあるのにのんきに出歩いたり、しょうもない主人公の言動にイライラ。それなりに経験あるはずの咲さんの脳筋ぶりにも・・・ 20歳過ぎてもJが消失しないとダメなんや!って随分制限ある話ですが<封印者>の力を借りればOKですかーそうですかー。2013/10/06
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