- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 集英社スーパーダッシュ文庫
出版社内容情報
十重二十重の闘儀の罠、貫けよ愚者の拳!
幸楽家の奇襲を退け、〈従者〉の二重雇用という優位を得た幸浦雲英と同志たち。チームの頭脳・武蔵は油断せず次なる獲物を求める。一方、誠は闘儀の非道さに不服を感じたまま戦いに赴くが、そこに罠が…!
内容説明
幸楽家の奇襲を退け、“従者”の二重雇用という優位を得た藤堂誠と幸浦家の同志たち。しかしチームの頭脳である山南武蔵は油断せず次なる獲物を探し求める。一方、誠は闘儀の非道さに不服を感じ、割り切れない心情のまま戦いに赴く。だが、そこには狡猾な罠が待ち受けていた―!剣と悪魔のエリミネーションバトル、激動の第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nqzmfd
2
結局、なぜ使えないはずの権能が使えたか、の説明がなかったのはちょっと残念。そこに説得力をもたせようとする努力が見たかった。誠の<淫蕩>はもういっそのこと行くところまで行ってもいいんじゃなかろうか。(性的な意味で)相手方の姫を食べ(ry2013/02/12
水無月冬弥
2
阿羅本景先生(@aramotokei)の作品 #ラノベ うおおおお! 面白い、面白いじゃないか! 謀略渦巻くバトルの中、バカな男が拳を振るって盤上をひっくり返すのがいいですなあ、智略、異能、燃え、そして恥じらいエロスがあるなんて、もう最高ですよ。とはいえ、その面白さゆえに、武蔵さんがいいところないっす。残念なイケメンになっていますなあ(可哀そうなものを見る目で) 2013/02/01
彩雲
1
ちょっとひっかかっている事があって再読。最初の感想で、主人公が「愚劣な人に成り下がった」と書きましたが、成り下がったかどうかはともかく、この2巻での主人公が非常に愚かな考えと行動を繰り返していた、という事を作者もそのつもりで書いていると思われます。途中、致命的な結果になりかける展開を描き、主人公とは異なる非情な考えの武蔵の行動によってその危機を回避させた事から、そう考えます。そういう理解から、主人公が自分の愚劣さに気づくのか、そしてそれまでの自分とも武蔵とも異なる道を見つけられるのかが楽しみです。2013/03/02
shinn♪
1
主人公がだめだ、どうしても好きになれない。ヒロインは良い、伊織も前巻と比べうっとうしさが消えたし活躍もできた。知略戦はかなり面白い、そう来るか!と思った事も何度か。でも勝敗は知略戦とか全く関係なく主人公補正で片付いてしまうのが。思うに、熱血・知略戦・人間ドラマ・エロや萌え要素等を詰め込みすぎてまとまりが無いのかなと思います。続きは様子見、多分買わないかな2013/02/18
彩雲
1
主人公の誠が、、愚直な人から、ただの愚劣な人に成り下がってしまった。。自分より弱い姫を殺したくないからって、じゃあ騎士や従者なら殺しても良いと?誠は「倒す」と言っているので、その辺り目を逸らしているね。軟弱者。さらに、騎士と従者は自分が倒すと言いながら、なんで姫と伊織に任せちゃうかね。虚言。しかも、柔道技は父からの借り物で自分の力じゃないから禁じ手(相手からすれば手抜だろ)とか、良いところで発動する二重構造の信念とか。ご都合主義。そして、柔道技で敵を倒して「父の技を使ったから俺の負けだ!」と言う厭らしさ。2013/02/17