- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 集英社スーパーダッシュ文庫
出版社内容情報
彼女たちの、やんごとなき事情、調査せよ。
皇沙門は、名探偵を目指す高校一年生。ある高校の事件の依頼を受け、早速潜入してみると、容疑者の女の子たちは、皆、放送部に関わっていることがわかる。沙門も入部し、捜査を開始するが…!?
内容説明
皇沙門は名探偵を目指す高校二年生。一日でも早く実績を作りたいと願う沙門は、名探偵である父親の仕事を無断で引き受け、ある高校の事件に挑むことに。それは学校内で閲覧可能な動画サイトを使って、教師や生徒の悪行を暴く「兎レポーター」という存在の調査であった。早速潜入してみると、容疑者の女の子たちは、皆、放送部に関わっていることが判明する。沙門は放送部に入部し、ひとりずつ調査をはじめるが、その女の子たちは難物だらけで…。新人賞佳作受賞作家の新境地、新感覚学園ラブコメ。
著者等紹介
宮沢周[ミヤザワアマネ]
東京生まれの神奈川育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
9
タイトルの雰囲気的には日常系、あらすじを見るにはミステリー、しかしてその実態は……なんだろう、単なる悪ふざけかなあ? ミステリー的な観点から見てみると、兎レポーターの真相は「いや、その手法は何年も前にクリスティーがやっていてだね」状態。百歩譲ってそこは見逃したとしても、ラストの全ての元凶である男を推理するシーンは格別に酷い。なんだこれ。ミステリーを侮辱してるのか? というかミステリーでなくとも、作品としてこの強引な話のまとめ方は酷すぎる。徹底的なまでにご都合主義。その場しのぎレベルの世界観。2012/10/15
謡遥
2
名探偵チート過ぎるね!けど確かに探偵ってそんな感じのチートキャラだよね。必ず犯人が知り合いだし。ギャグ方面で気に入りました。それと良い女はそこまで沢山声をかけなくても良いのでは?2012/08/20
紙魚
2
最後の最後に書かれた名探偵の能力を、冗談としてではなく何らかの確信をもって書いているのならば、こんなあっさりとした使い方じゃなくてもっと物語に絡める形で書いて欲しかった。冗談みたいな話だけど、この能力こそが推理小説の名探偵に必須とされているものなのだから。2012/05/01
ちゅねこ
2
「ほうそうぶ」なのにまともに放送しているシーンは最初と、最後に少しだけ。あとは探偵モノなのだが、「兎」の正体までは薄々感づくことは出来た。最後のクライマックスシーンはなんだかドタバタしてて若干興ざめ。犬の巨大化とか必要だったか?総合的評価としては、「可もなく不可もなく」2011/07/21
イノ
2
名探偵に憧れる探偵物かと思ったら本当に名探偵物だった。ただ、それにしても伏線が少なく最後の展開は唐突に感じる2011/06/10
-
- 和書
- 都市地図千葉県/千葉市