集英社スーパーダッシュ文庫<br> はるかかなたの年代記―双貌のスヴァローグ

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集英社スーパーダッシュ文庫
はるかかなたの年代記―双貌のスヴァローグ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086305549
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「…僕って、トラブルに引き寄せられる体質だったっけ!?」フラムスティード学院の入学式に向かう途中、女性顔に悩む少年・ユウは不良に絡まれる子供をかばう、菫色の瞳の少女・カティアと出会う。超常能力“換象”を用いてユウとカティアを傷つけようとする不良から、同じく“換象”で彼らを救ったのは、クリスという名の少年だった。これをきっかけに友情を育み、共に学園生活を送ることとなった三人。だが、ユウには誰にも言えない秘密があった。それは、ある時から彼の身体に“チョールト”と呼ばれる人格が共生していること。しかし、カティアとクリスにもそれぞれ秘密があって?はるかかなたの物語が、今この時より紡ぎ始められる…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KEI

13
購入。表紙イラストに惹かれて。どうしてこう僕は異能バトル物に惹かれるんだろうなぁ。漢字にルビが振ってあるだけで少しときめいてしまうww 表紙買いだったし、SDだしで、期待してなかったぶん結構面白かった。のり代も十二分に残してそうなので次巻にも期待する。2010/07/06

カインズ

10
【ユウが一番可愛いから困る】登場人物が多いのに皆が個性的に描かれている。女の子は、魅力的であるしちょっとギャップがあったりしてテンプレ的でない性格なのも良い。男性キャラであるクリスも有能なのに嫌味な感じが無く好感が持てるキャラだ。主人公であるユウも皆のため愚直に努力する姿を応援したくなる。酷薄な表情も素敵。チョールトの存在もバカ兄貴とのコンビといった感じで面白い。透明感のある絵柄も相まって、とても清々しい雰囲気が漂う小説。努力型の会長というアレットが気に入ったので、これから出番が増えると良いなぁ。2011/11/10

与太郎

6
うわぁお。これは面白い。ちょっと甘く見てた。王道、されど王道という言葉がこれほどしっくりくる作品も珍しいと思う。ストーリーもキャラも中二臭さはあるが不快感は無く、世界観、人物設定、心情表現の全てが綿密に凝られている。まさにお手本のような王道ファンタジー。お互いに刺激し合いながら成長していくユウ、カティア、クリスの姿も微笑ましいが、アレットに対して親近感と尊敬を抱くユウと、ユウを一人の異性として無意識に意識してしまうアレットの二人の関係も良い。全体的に完成度が高く、王道に飽きたという人ほど読んでもらいたい。2010/07/15

524

5
☆8、5 別人格を有する主人公のファンタジー作品。正直、序盤の設定や用語が多すぎて途中で投げてしまおうかと思ったが、中~後半にかけての没入感がたまらず、一気に読破。キャラも素晴らしいし、これから何か起きそうな予感がするので今後にも期待できそう。アレットたんハァハァ。もう生徒会長ってだけでビクンビクン反応してしまう自分がいる。2012/01/23

彩雲

5
これは面白かった!非常に中二的で王道。登場人物は、敵味方主脇を問わず皆魅力的。そして仲間たちの交流が暖かく、敵の扱いでは溜飲が下がる。これは実に良い中二。大好きだ!しかも、完成度が高いとも感じます。設定、描写、展開、どこにも違和感を感じる部分がなく、読んでいて気持ちが良い。楽しみが増えました。最後に、先輩と先生 可愛いよ 先輩と先生。(w2010/07/11

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