集英社スーパーダッシュ文庫 カンピオーネ！〈４〉英雄と王

丈月 城【著】

集英社（2009/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 307p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086304962
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

草薙護堂は限界を迎えていた。自らを取り巻く少女たちとの生活に心労を重ねる護堂は、逃亡を決意する。だが、そこに現れたのは戦女神・アテナ。今ここに神と神殺しの呉越同舟がなる！？一方、エリカと並び称される魔女・リリアナは剣の王・サルバトーレとともに竜の誕生に遭遇する。そしてそれは新たな神の顕現をも意味していた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yobata]

今回の護堂の敵は、英雄ペルセウス。そして今回のパートナーはリリアナさん‼再登場したアテネに導かれ、ペルセウスと戦うことになってしまった護堂とリリアナ。彼には護堂のウルスラグナの権能が効かず大ピンチに…果たして護堂とリリアナは英雄ペルセウスに勝てるのかという話。アテネがまた出て来てくれて良かったwリリアナさんの乙女具合もよかったけど、カレンの悪魔具合もだいぶ面白かったね。｢この女、陥落た！｣が笑えたw

2012/11/03

[_mogura19]

リリアナさん可愛いですね～　アテナも可愛い。 あと、なんだかんだ言ってドニがすごく良いあれっプリで今後も気になる。 今回は、ペルセウスを倒して、権能をえるのかとおもったらそうでもなかった。すでにウルスラグナが10の化身を使える点から、当分の間、権能は増えないってことなんだろうか？ パンドラさん可愛いです。

2012/09/16

[クロウ]

やったねハーレム拡大。リリアナも素晴らしい。けなげな乙女枠として、これからも存在感を発揮してほしい。やたらとエロいキスシーンも安定感抜群で、今回もカンピオーネらしい面白さがあった。護堂はもっと普段から神話を学んでおけばいいんじゃないかね。

2014/07/15

[のれん]

てっきり英雄と神殺しは同一だと思ってたら、神側と英雄が同じだとは思わなかった。世界の神話の流れを見れば、神が悪魔に堕とされることもあれば、主神に迎合して英雄へと生まれ変わることもあるわけか。信仰を基盤とするからこその動き。あらゆる伝説、信仰をネタにできるこの姿勢には敬意を表したい。 そしてなにより、妙に官能的なキスと神話解釈を同時にする所に今作の魅力をきちんと押さえてる感が伝わってくる。エロと戦い、これこそ男の子が求めるものなのだ。 アテネもゆくゆく加わるのだろうか。なって欲しいような欲しくないような……

2021/01/31

[シルビー]

まさかのリリアナ無双。いつか堕ちるとは思っていましたが予想以上にチョロ……乙女でした。この作品特有の派手なバトルは相変わらず。あと神話の薀蓄がとにかく面白い（薀蓄が語られる裏でキスをしているという状況も）。ただやはり構成がマンネリ化してきているのでそろそろ新しい展開が見たいところです。

2018/03/02