集英社スーパーダッシュ文庫<br> 魔法少女を忘れない

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集英社スーパーダッシュ文庫
魔法少女を忘れない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086304917
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ある日突然やってきた妹、みらいと共に過ごすようになって半年。高校生・北岡悠也は、まだ彼女との距離感を掴めずにいる。わからないことだらけの妹について、知っているのはたったひとつ―みらいが昔、“魔法少女”であったこと。自分の知らない世界を生きてきた少女に、兄として向き合う奇妙な日常。幼なじみの千花や親友の直樹、その助けを借りながら、季節は移ろい巡ってゆく。忘れ得ない大切な日々を分け合う、四人の少年少女の物語。悠也は魔法少女を忘れない。

著者等紹介

しなな泰之[シナナヤスユキ]
1981年生まれ。第7回SD小説新人賞佳作受賞歴あり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

13
魔法少女が夢のある存在ではなくて兵士として使われる為に生み出された存在として描かれていた。そしてそれなのに少女たちは苦しそうでなくてそれが痛々しくって哀しかった。ヒロインが魔法をなくした元魔法少女というのも物悲しい。ストーリーよりも設定が好みだと思った。/恋愛ものとしてはイマイチかなあと思わないでもない。心の動きがわかりにくかったな。でもキャラクターが皆可愛かったから良いことにしよう←2012/02/12

クローカ

7
ライトノベル。シンプルでロマンチックな文体と物語が素晴らしかったです。『ただの難病もの』という批判もありますが、『魔法少女』という概念が消費された後のこと、を考える作品(『アンチ・マジカル』、『まどかマギカ』、『どれみ16歳』など)が増えてきた昨今、『魔法少女であった』ということに特別な意味があると言えるでしょう。良かったです。2011/12/18

不自他

6
ありがちな内容。でもなぜか、自分にとても合った。作中の雰囲気が心地よかったのだろうか。この作者はこれを含め2冊しか書いていないのが残念。これからも手元に置いておきたい1冊。読んで良かった。2017/03/16

でーたべーす

6
いい話だとは思うし、魔法少女の扱い方が面白いとは思ったが、キャラに人間らしさを感じられず残念。自分的にはあんまり響かなかった。妹として書くなら家族愛として書いて欲しかったな。とまあ、これか個人の感覚によるでしょうけど。2013/11/24

ヴィオラ

5
魔法は一切出てこない魔法少女モノ…というよりは、普通に恋愛青春ストーリー。という事で、メインのストーリーにはイマイチ乗れず。まぁ、若さだなぁ…と(遠い目 で、「魔法少女」の部分だけれど、どうやら人為的に作り出されたこと、兵器として使われていること、限られた寿命しか与えられていないこと…と、まぁ不穏な感じです。何冊か読んだけど、使命を終えたあとの「魔法少女」の姿は、興味深い。基本、幸せにはなってないってのが今の流れでしょうか? みんなで集まって思い出話に花を咲かせる…そんな未来が待っているといいと思います。2018/11/17

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