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内容説明
分裂したチビランスをガラハッドと名付け、亜砂の子供だと主張するラーンスロット。おかげで鞠は激怒し、学園中も大パニック!!亜砂は必死で否定するも暴走は収まらず、事態は最悪の展開に―。翌日訪れたケルト世界でも暴走は続き、亜砂がランスと結婚するという情報が流れてしまう。ブリタニアはもちろん、全世界が混乱する中、ローマ帝国の影が迫り…?風雲急を告げる第9巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハロサイ
1
ガラハッドは自分と亜砂の子だと主張してやまないランスを説得できないままケルト世界に場所を移し、世界各地にランスがお妃に選ばれたと通達されてしまう。結婚式が開かれればランスで確定してしまうと焦る各勢力は亜砂の部屋へ夜這い合戦を繰り広げる。さらにローマ勢力ドイツの策略で女神を操る道具により人殺しを厭わない危険な感じになってしまったランスを止める話。いろいろ進んだように見えるが実はランスの子供騒動が収まっただけ。しかしキャラや進行に著者らしさが発揮され、なかなかおもしろかった。[☆☆☆--]2012/08/29
鑑真@本の虫
0
やはり本田さんと言えばこの泥沼、と実感するほどに、混迷極める子供騒動の収束編。 場所をケルト世界に移し、今回は結婚を巡るドタバタに。 裏切りの騎士は暴走を続け、真実を見ることなく突き進む。 タブーに片足を突っ込んだ今、待ち受ける円卓の分裂が恐ろしい。 やはり注目は、ヒヒイロノカネの真意だが、それよりも気になるのが、"10年前の真実"。 あれほど突っ走っていたランスが折れるほどの過去とは何なのだろうか。 鍵はまだ揃わないが、今は円卓に平穏を願いたい。2015/01/04
yk_tani
0
なんか、忘れてたキャラ結構多いな。2009/05/01
クロフォン
0
10年前何が・・・2009/03/18
杉浦印字
0
政も情もシリアスな危機のはずが危機感のない(いい意味)ドタバタ劇に。のらりくらりと核心をかわす様はこのシリーズ自体がラノベ主人公のようだ。2008/11/05