集英社スーパーダッシュ文庫<br> 超人間・岩村

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集英社スーパーダッシュ文庫
超人間・岩村

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086304467
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

妙見高校に一人の男がいる。名は岩村陽春。アメコミ同好会に所属し、友人の多村やマルカーノとともに日々を送る彼は「無理」や「不可能」という言葉を聞くと行動を開始する。それが本当に「不可能」な事なのか、それとも「可能」なのかを見極めるために。安易な「諦め」や「絶望」を、この世界から駆逐するために。人はそんな彼を『超人間』と呼んだ…!一方、新聞部一年・高津五月は先輩の杉浦夜那とともに『超人間』の密着取材を命じられるが、なぜか演劇の主役を演じることになってしまい!?第7回スーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュエパイ

9
これ、テルミーでモニュメントの作家さんだ・・・!と驚いて購入。見落としてたー。なんか、敵役のはずの秋山の心情とかも含めて、いい世界観だなぁ。最後に語られる岩村の原点を含めて、一人一人の心模様の描き方がとっても良い作品でした。この作者さん、あとはもうちょっとたくさん本が出てたら最高なのになぁ。2016/01/16

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

8
テルミーの作者のデビュー作、とても熱くて面白かったです。 岩村たちアメコミ同好会の三人が非常に良いキャラだったし、彼の諦めや不可能を許さぬ信念もたんなる押し付けや暴走でない、他人を引き付ける魅力にあふれてましたね。 荒削りっぽさが良い方向に転がってる、スーパーダッシュの隠れた良作という感じ。

ちかもり@再出発

6
傑作。おもしろかった。不可能を可能にする男、岩村を軸とした五月の物語。俺もこんな男になりたかった。こんな熱い青春を送りたかった。熱くて、清々しくて、少し寂しい読後感。読後にいろいろな感情が沸き起こるのは良い作品の証拠です。ただ、このタイトルのせいなのか構成にやや疑問が残る点はあるが、登場キャラクターそれぞれに圧倒的な魅力があり、その難点を凌駕して物語のすばらしさは損なわれていない。話の原動力となっているのが岩村なのでこのタイトルは多分これでいいのでしょうね。本当におすすめです。2013/11/12

富士山やま

6
すばらしい本でした。女の子たちは魅力があり、三銃士も最高!いつか続きが出ますように…2010/09/22

Zaebos02

4
安易な「諦め」を許さない〝超人間〟岩村陽春の所属するアメコミ同好会が、〝完璧超人〟森直規率いる生徒会による《弱小部の整理》に「待った!」をかけるストーリーラインの本作。アメコミらしく、―――超人間vs完璧超人!の構図で物語が組まれているのかと思えば単純にそうとも言えず、様ざまな形で「意表を突かれる」展開が何とも魅力的に映る。ただ、勿体無いのは登場人物の実質の紹介を兼ねた【第一話「火星から来た男達」】。2017/10/10

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