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内容説明
風子奪還に動く虎ノ介たちを阻む「白き狩人」バルムンク。虎ノ介と伯爵の決闘をより高潔なものとするため、バルムンクは執拗にルネとアリョーシャの命を狙った。虎ノ介はバルムンクを足止めしようとするも、罠にはまり逃してしまう。急ぎ追跡するが、人に戻れなくなることを恐れ変身を躊躇った虎ノ介を待ち受けていたのは仲間の死で!?誇り高き血族の闘いは熾烈を極め、さらに加速する―。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年、熊本県生まれ。88年に『銀河英雄伝説』で星雲賞長篇部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
お腹ボン!
6
やっぱ、前回登場の敵がやたら強すぎ!さすがに頑丈な熊さんアリョーシャが太刀打ちできない。虎ノ介と殴り合いながら考えを改めるように強く言い聞かせた筈なのに、血族の者は再生するって解ってるのに、でなくても滅茶苦茶強い敵って解ってるのに、なぁんかまた虎のウジウジのせいで悲惨な結果になった。で、後でまた自分のせいだってウジウジするんだろうな。主人公なのにイラつく。アリョーシャが、一度はニューハーフのお姉さんに助けられて無事に甦ったけど、ホンとに?本当に死んじゃったの?次回完結、ったく、虎のバカたれ!あームカつく!2017/05/25
Humbaba
5
戦いにおいて,迷いは厳禁である.特に,戦いのレベルが高くなればなるほど,感情の与える影響は大きくなる.迷いを抱えたままで戦わせるよりは,勝ち目は薄くとも迷いのない人間が挑んだほうがまだ可能性はある.2013/02/02
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
3
いよいよエンディングに向けて加速中ですね2008/08/19
京桜
1
アリョーシャかっこいい!!虎ノ介のいい兄貴分で、預けた背中は絶対に守ってくれる彼に、虎ノ介は報いることができるんだろうか。虎ノ介は尊い犠牲を払った以上、最後までその信念を貫いて戦ってほしい。2010/06/09
雪野きずな
1
アリョーシャの死に様が良かった。甘さを捨てきれない虎之助はどうなるのか。でもバルムンクも死んだので残るは伯爵だけだ。2010/01/22