集英社スーパーダッシュ文庫 ＫＬＡＮ〈１０〉宿敵編

田中 芳樹【原案】/岡崎 裕信【文】

集英社（2008/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 226p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086304337
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

霧のロンドンでリンフォード伯爵と虎ノ介は幾度めかの邂逅を果たした。世界掌握を目論む伯爵と、大切な人を護るため闘う虎ノ介。互いを唯一の宿敵と認め、美しき獣の姿で本気の闘いを繰り広げる。だが、ふたりの心臓を謎の激痛が襲い、決着は持ち越されてしまった。東京で待つという伯爵を追い、虎ノ介はルネとともに日本へ戻り仲間と合流するが…？誇り高き血族の激闘、待望の再開。

著者等紹介

田中芳樹［タナカヨシキ］
１９５２年、熊本県生まれ。８８年に『銀河英雄伝説』で星雲賞長篇部門を受賞。歴史とＳＦや伝奇が融合したベストセラー『銀河英雄伝説』『創竜伝』シリーズなど、数多くのヒット作品を送り出している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[お腹ボン！]

風子ちゃんったらまたさらわれちゃったのね～、で、ここにきて超難解な強敵出現！今迄出てきた中ですっごい最強っぽい！どうやって斃すのか興味津々。ところで、伯爵は代々受け継がれてきた由緒ある貴族の獅子族で、スーパーハムランムルになるのは納得いくんだけど、虎ノ介は純血って訳でもなく特別なんかある訳でもなく今迄ずぅ～っと読んできたけどこれといって人間的に魅力がある訳でもないのになぜスーパーハムランムルになるのか・・・、特別鍛えてる訳でもないのに伯爵と同時期に進化してくのか、わからない。読みが浅かったのかな・・・。

2017/05/24

[Humbaba]

成功がわかりきっている状況というのは面白く無い．自分と相手の双方が全力を尽くしてこそ，最高の興奮が得られる．超えるべき壁が高ければ高いほど，それを乗り越えた時の興奮は大きなものとなる．

2013/02/02

[聖陽ひなた]

ここに来て作者の交代。そして、まさかの新キャラ登場。シリーズの前半は発売当時に読んだせいか、初期設定的なものって覚えてないんだけど、ルネ→男性陣の呼称って「きみ」でいーんだっけ？少なくとも、伯爵のことをそう呼んでた記憶は無いんだけど……。それも含め、やたらと文学的な表現にこだわる作者な様子。

2010/06/05

[雪野きずな]

虎之助も伯爵も２次性徴し、より強力なハムルを持つようになった。一方で恋も成就。新キャラも気になる。

2010/01/15

[drunkershigh]

また作者変わってた。

2008/08/12