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内容説明
貴族の娘として生まれ、なに不自由なく暮らしてきたマリアだが、一つだけ不満があった。「女はなにも手にできない」ことである。貴族に生まれたら、よい男に嫁ぎ、子を産み、サロンで他愛ないおしゃべりをするしか人生の選択がない。それに不満を持ったマリアは全てを手に入れるため、侍女であり、生涯の親友であるアッシャと共に立ち上がる!!大型新人による、壮大な野望活劇始動―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CCC
5
作りかけの物語すぎる。本格的な展開が繰り広げられそうな気配だったのに、もう10年近くも放置とか嘘だろおい。まだ1巻目だぞ。2017/04/03
愕天王
1
名門貴族、交易商のお嬢様が男尊女卑の社会に反逆し、世界を手中に収めようとするお話。 世界を手中に!と書くとなにやら漠然としておりますが、 あくまで政治的に、経済的に、騙して殺して、そして上っていく。 そんな黒くて黒い真っ黒なお話です。ただの百合本だと甘く見ておりました。えぇ。 物語もさることながら、キャラもなかなか。個性があってかなり魅力的かと。 ただ展開が速いのが少し気になります。物語の展開速度も速いし終わり方も唐突。 もう少し丁寧に描いて欲しかった。勿体無い… 続巻がないのが非常に残念です。2010/06/24
猫殿宰相
1
びみょー。どうも登場人物の心情変化とかなんかそういう所に説得力を感じないというか心変わり早くね?いきなり信仰しちゃうってどうよ?みたいな部分が多々あった。マリアにしても何をやっていた所で、どんな野望を秘めていた所で実質まだ十代前半の小娘に過ぎないわけで、しかも多分挫折らしい挫折もしたことないんだろうなぁという感じなので、相応のしっぺ返しを期待してしまうというか、その程度の事は無ければ嘘だろみたいな、応援したくなるタイプとは違うなぁという、まぁようするにこれでもかというほどに物語に入り込めなかった。2010/05/28
周一郎
0
何だかなぁ。でも仮に続きが今後出るなら読むかもですね。ただ似たようなテーマでもっと好きになったのがあるので、この本の再読はいつになるか分からんです。2012/09/11
三毛招き
0
予想外に展開が早かったが、期待通り面白かった。/アッシャ、イラストだとどう見ても「褐色の肌」じゃないんだけど……/あと、鯨のベーコンはおいしいです。本当です。/二巻マダー?2011/02/18