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内容説明
自衛手段として銃の所持が認められ、法の秩序が変化した日本。工藤商会の白石奈美恵は府津羅組の依頼を受け、組長の令嬢・紅花を救助に向かう。そこで遭遇したのは、異様な仮面をつけた大男だった。壮絶な闘争が続く中、必死に紅花を守る奈美恵。その渦中にありながらただ守られるだけの紅花は、次第に自らも「力」を欲するようになる…。銃を手にした紅花の未来に待つものは!?第5回スーパーダッシュ文庫小説新人賞大賞受賞作。
著者等紹介
アサウラ[アサウラ]
北海道出身。『黄色い花の紅』で、第5回スーパーダッシュ文庫小説新人賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サエズリ割津
5
アサウラ先生デビュー作。銃器が合法化された日本を舞台に、絶えず何かに守られ続けてきた極道の娘紅花が銃という力を手に入れ、自分を害した相手へ復讐をする硝煙の匂い漂うバトルアクション。紅花が無力を自覚する話と銃という力の使い方を覚える話の二部構成。銃器の描写が過剰なきらいがあるがこれでも削ったというのだから驚き。百合の雰囲気もあったり、まだ飯テロ描写はないものの、料理好きの副社長がいるなど特色は最初から出てたんだなと。あと編集とのバトルがこの頃から始まっていて笑った。次はバニラを読みます。2016/03/18
niz001
4
デビュー作、やっと見つけたんで読む。さすがに荒い。「デスニード~」はこの作品の発展形やったんかなぁ。うまそうな描写はまだないw。2017/11/09
higurashi
4
最初のナミエさんパートは読むのが非常にダルかったんだけど、紅花パートはさくさく進んだ。銃を使って力を得る、というのはどうなのよと思ったが、葛藤や恐怖心などがリアルで良かった。最後も上手くまとめてるなー。これが後のベン・トーになるとは誰が予想しただろうか。2010/11/14
みやぎ
2
再読。守られるだけだった女の子が強くなるため銃をとる。ちょっとだけ百合要素あり。2021/05/21
ユイ
2
なぜこのデビュー作から現在のようなコメディ作品に移行できたのか。何もできない・やらせてもらえないと思い込んでいるヤクザの箱入り娘が自ら銃を持つまでの話。2013/08/31
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