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内容説明
退魔を世業とする陰陽師の家系―『星之宮』の双子、姉の御影と弟の光輝。陰陽術の才能溢れる御影に対し才能ゼロの光輝は、偶然出会った魔術師に『精霊を視る能力』を認められ、独り海外に赴く。そして約一年後、精霊術を習得し自信を付けて帰国した光輝は御影が案ずるのをよそに、父からずっと蔑まれて受けた屈辱を返すべく試合を申し込む。―それが連続怪奇事件の始まりだった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユイ
4
こういう無能無能言うだけの父親が一番ムカつく。父親なら能力なくても違う道が進めるような行動がとれないものですかね。親の方がバカに思える。2010/10/02
gayuu_fujina
3
6巻をサイン本で手に入れたので、新規開拓。最近珍しいくらいに人死にが多い作品だなぁ。そして原因は主人公(爆) デビュー作らしい荒削りな部分は多いが、同時にデビュー作らしい密度もあり、割と楽しめた。昔の伝奇系作品に近い事件の殺伐さと無茶な部分は、今の若い読者向きかは微妙かも。2010/12/26
ちゃか
2
陰陽師の名門に生まれたものの才能にあふれた双子の姉とは違い、呪力すらなかった光輝。彼は一門の弟子からも父からもひどい扱いを受けて……別種の才能を見出され異国で修行したのち、反旗を翻すことにして。 それまでの父親の対応もだいぶ悪かったので、力をつけた息子に反抗されてボコボコにされそうになるのはまぁ正直仕方ないと思います。 ただ光輝は光輝で、師匠からまだ修行が終わっていないって反対を受けているのに、それを押しきって帰国して父に喧嘩を売ってるのはさすがに青すぎるというべきか。2023/06/18
ウラー
2
★★☆☆☆陰陽師の家系に生まれたものの全く陰陽道の才能がない主人公が、厳しい父に反抗してイギリスに家出し精霊術を学ぶというところはよくある設定。帰国後父と戦った際に魔物を封印していた剣を折ってしまったためにさまざまな事件がおこるのだが、結局は口下手な父とガキっぽい主人公が問題の根本にあり、「コミュニケーション不足のバカな親子の話だなぁ」としか思わなかった。2015/08/10
妃希ゆん
2
既に5回ほど読んだ作品。主人公にどことなく親近感を覚えるのは主人公が精神的に未熟であるがゆえか。それにしても、この二人は恥ずかしい姉弟ですね。 2012/02/04
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