- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 集英社スーパーダッシュ文庫
内容説明
19世紀英国帝都―。貴族の間では様々なものをチェスの賭けとする真剣“デュール”が流行していた。スィンは真剣師として雇われ、雇い主の代わりに勝負する。特異な環境に育った姉・ネムが驚異的な記憶力を用いて勝負を混乱させ、大逆転を収めた。それからスィンの周りで不可解な事件が続く。その裏には行方不明の父、サー・チャールズ・リスタデールの影が見え隠れする。ふたりの運命はどう動く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うじくら
2
再読。気弱な少年と変わった女の子の、チェスの話。ラノベ的だが、定金さんの得意な変な女の子・ネルが愛らしい。定金さんの本では割と好きなほう。2012/01/27
deci
1
個人的に定金伸治と言ったらコレ!な本。古本屋に行くたびに探すけれど、見あたらなくてあきらめて図書館で借りてきてしまった。2012/07/29
猫殿宰相
1
続きが読みたいんだ!!!2011/11/07
VAVA
1
面白かった!ただ、ミステリのくだりは必要だったのか? とちょっと思わないでもない。もっとチェスを主軸にして、ネムとスィンの日常パートなんかも濃い目にやってくれたらまたラストバトルあたりが映えたんじゃなかろーか。最後の方は作者が疲れてきたのか駆け足気味。もうちょっとページ数を使ってみっちりがっつり組み合ってほしかった。題材はGOOD。惜しい。ついでに余談だが付け加えると、ネム視点の独白の出来栄えがかなり秀逸なので一貫して彼女の目線から読んでみたかった気もする。が、まあこれはないものねだりというやつか。2011/10/17
もずく
1
一巻完結のおすすめラノベ。