集英社スーパーダッシュ文庫 双色の瞳〈２〉ヘルズガルド戦史

霜越 かほる【著】

集英社（2000/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 202p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086300124
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ウナ・ライツは、自ら軽戦車“ゾンダ”の小隊を率い、ゾルキエフ領に侵入。敵の前哨線を叩き、ゲリンヅアル陣地を奇襲して補給施設を破壊する。しかし、敵軍は内通者からの情報をもとに、前線近くに新たな補給地を築いていた。渡河した泥の川を背に、敵の猛撃に曝される味方。作戦の失敗を悟ったウナは、残り少ない戦力で、敵の分遣隊補給地に捨て身の攻撃を仕掛けるが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[柏葉]

ヘルズガルド戦史シリーズ2巻。あとがきの、妙に児童向けの文章が気になった。シリーズとしてまだまだ続きそうな感じなのに、次回作の執筆に入っているとはこれいかに？1巻が、あまり人気がなかったの？当時のスーパーダッシュ文庫は児童向けだったの？皮肉なの？あとがきが気になって本文のインパクトを忘れてしまった。

2015/06/27

[みんと]

あっという間にⅡも読んだのですが、なんと霜越かほるさん、この先を書いてないようです。こんなにおもしろいのに、この先ウナやエクトラノの活躍は？タンバールとの仲は？陰謀は阻止できるのか、ゾルキエフとの戦争はどうなるの？魅力的な脇の登場人物達の今後も気になるしヘルズガルド戦史というかこの世界の今後はどうなっていくのか、途方もないスケールのお話が始まったところなのにこんな途中で止められたら困る。１０巻でも２０巻でも続ける事が出来そうなのに２巻なんて！序盤に超猛ダッシュしすぎて燃え尽きちゃったのかなあ。

2015/06/21

[葉月あき]

中断中のシリーズもの再読して続き(ry と嘆く。

2009/11/07

[もと]

物語としては続く、なのだが、続編は出版されていないそう。残念です。

2025/01/07

[AA=]

★★★★★　これから物語が展開して行くという所での打ち切りではあるけど物凄く面白くて何回も読み返してる。どこかで編集者と喧嘩したか何かで打ち切りになったとか書かれていたが、どうなんだろう？今でも切実に続巻を望む作品。

2019/07/15