出版社内容情報
199X年夏。人口わずか1300人、山に囲まれ孤絶した外場村に続出する変死者たち! 死亡直前の症状に不審を抱く医師・尾崎敏夫と旦那寺の跡とり・室井静信。死亡したはずの同級生の視線を感じる結城夏野。死者と入れ替わるように移住してきた謎の家族。得体の知れない“死"がそれぞれの運命を大きく変え始める…。
■特製リバーシブルカバー仕様(裏面はフルカラーワイドピンナップ)
藤崎 竜[フジサキリュウ]
小野 不由美[オノフユミ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
36
原作は読了済み。今回は、かつては封神演義いまは銀河英雄伝説と、気になる活躍どころの藤崎竜さんの作品として読んでみる。細かい所は忘れちゃってるな~。概要も自信なくなったけど、また楽しめるからいいか。物語は閉ざされた寒村・外場村を包み込む連続死は疫病なのか?夜中に転居してきた家族がもたらしたものなのか?キングの死霊伝説に似て非なるもの。読みにくい絵に慣れてきたら、一気に面白くなってきた!2017/12/31
新天地
4
文庫版発売を機に手に取る。原作とコミックス版を読んでいるだけにこれからの展開に対する引きと伏線そして溜めがいろいろあってドキドキもの。それどころかゾッとする一面も。カバーの裏面のオマケも嬉しい。2016/08/30
千木良
4
この夏 村では得体の知れない死が続いている だがそれは始まりにすぎなかったと後に知る これから村はさらなる膨大な死に包囲されることになるのだから | 死は誰にとっても酷いことなのよ 若くても老いていても善人も悪人も同じ 死は等価なの 特別に酷い死はない だからこそ死は恐ろしい! 日頃の行いとか年齢とか個性とかお金持ちとか美人であるとか そんなものはその人が生きている間しか意味を持たないの!! それを全て無意味にしてしまうからどんな死も酷いことなのよ!!!2016/07/22
たまりんどすい
2
漫画。貧血で村人がどんどん死んでいく。伝染病ではないかと思う。2016/08/10