出版社内容情報
かつて吾代の舎弟だった、ひ弱な少年が数年ぶりに帰国する。ネウロへの刺客・ヴァイジャヤに生まれ変わって…。ネウロの指示で、謎の鍵を握る人物を訪ねた弥子、吾代、笹塚刑事を急襲し、深い森の奥へと追い込むヴァイジャヤ。魔力を使い果たしたネウロが動けない窮地を、弥子たちは切り抜けられるのか…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
日奈月 侑子
15
「ほう」の時のネウロの顔が何とも言えないというか…、ネウロを調教するよりも地球割る方が絶対楽な感じだと思いますが。 次の巻の事を考えると、今回は多分個人的には一番熱い巻だったように思います。笹塚と吾代の共闘はもう相変わらずテンションが上がります。笹塚が本当に格好いい…。しかも、ネウロの正体を知った後のヤコに対する気遣いとかが…本当にずるい。次の巻の内容を知っていると余計に、頁をめくるのすらも惜しくなる格好良さでした。勿論吾代も。 ネウロの本領発揮のターン。そして痛めつけつつもヤコをちゃんと庇っている辺り2014/04/18
PSV
13
聞かなくてもわかります ここで帰ったらあいつに骨何本折られるやら ★★★★★ ノルマ達成の人が…2014/04/20
明那
9
チー坊とゴダイさんの話がいい。人間三人との戦いだったからか、凄く盛り上がりがあってよかった。終わり方も少し切ない。ホテルから脱出時のゴダイさんと笹塚さんの格好良さは異常!なんかいい感じの敵がもう今のところ残って無くてテンション下がるわあ…あと二冊頑張りまする!2013/11/04
シュエパイ
7
しばしの休息にと、ストール姿のネウロが凄く綺麗……って言ったら御幣あるかな?今までの服装の中で一番好きでした。ネウロの知恵の支援ありとはいえ、人の力だけで乗り切った新しい血族に、ごだいさんの悲しみをすこし共有したり。本当なら、一緒に遊ぶだけの日々でよかったのに。私たちは誰もが、それだけで満足できないもの、なのかなぁ・・・寂しいなぁ……2013/05/20
ちるる
6
五本指は続々と送り込まれ、その繰り返し展開に若干飽きを感じないこともないのですが、弱りに弱ったネウロが安楽椅子探偵みたいになっているのがちょっと新鮮(笑) 新しい血族は並外れた悪意の持ち主ということですが、五本指を動かしているのは人間への悪意以上にシックスへの崇拝心が大きいようですね。自分を調教する気でいる敵に対してのネウロの反応が面白かったです。2013/06/15
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