出版社内容情報
シンガポールへ向かう船中で「暗青の月」を操る男に襲われた承太郎ら。海中での不利な戦いを制し撃破するも船は大破してしまう。漂流していた承太郎らは貨物船に救助されるが、そこは不気味な空気が漂っていて…。ディオに与するエンヤ婆が差し向けた次なるスタンドとは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
32
なんとアブドゥルが退場??最初に読んだ当時は花京院の言う通り簡単すぎる、あっけなさすぎると言う印象を持った。★★★☆☆2021/01/22
ぽんくまそ
14
レロレロレロの回。Part3では目的のある旅の途中に立ちふさがる敵と戦う西遊記方式をとっているので話を作りやすい。太陽にほえろのように主役の順回しもできる。戦う技がPart2までの「波紋」と違いPart3からの「幽紋波(スタンド)」はそれぞれに違うので作者のアイデアで勝負できるし勝負に来た。ここが面白い。作者荒木飛呂彦の謎がわかった。彼は若々しく爽やかな顔をした漫画家である。この作品の面白さの一つは口喧嘩の下品さだ。ということは先生、自分の中の汚物をディオからの刺客に注ぎ込んでデトックスしてましたな。2022/09/20
まゆまゆ
14
暗青の月(ダークブルームーン)戦が決着。承太郎の「なりてえ魚料理を言いな」ってセリフがキザでカッコよくて好き。でっかい船に助けられたと思ったら敵だし、ホテルチェックインしたと思ったら敵だし(ポルナレフが不憫w)、花京院は花京院じゃなかったしw🍒 承太郎、さくらんぼトラウマにならん?w そして後半、ホル・ホースが初登場。この人、敵なんだけどどうも憎めないのよねえ😂2021/04/08
寝落ち6段
13
次々と襲い掛かる刺客たち。息をつかせぬ攻防。合間に見せるくだらないギャグのシーン。スタンドが単なるパワーの具現化ではなく、話を重ねるごとに能力の具現化にシフトしてきている。だんだんとスタンドの概念が固まってきた感じだ。そして、どこか陽気に旅する一行と、影から忍び寄る刺客の対比が良い。刺客が徐々に迫りくる様子が、まさにホラー映画だ。荒木先生は以前に『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』を刊行している。一話一話が、映画の一幕のようであり、次の展開を知っていてもドキドキしてしまう。2021/05/28
なると
11
ジョジョ2冊目。戦いのバリエーションが豊富だ。ずーとこの感じでひたすら敵と戦って行って50巻近くまで発行するんだよねきっと。荒木さんの想像力は尽きないのか…凄い作家さんだな。アヴドゥル死んじゃったの?人気無かったの?でもポルナレフをかばった死に方は美しかったよ、ポルナレフの泣き顔がよかった。2015/06/11