コバルト文庫<br> ちょー新世界より

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コバルト文庫
ちょー新世界より

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  • サイズ 文庫判/ページ数 193p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086148030
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

東大陸、璃磨国。山奥で暮らす少女・宝珠は、獣のような三角の耳のせいで、母親に忌み嫌われてきた。ある日、ついに家を飛び出した宝珠。しかしひとりでは心細い。南燕の街で宝珠は、外国人の男に近づく。男は、宝珠になにかとよくしてくれる。そして、宝珠の耳を見た男は、こう言うのだった。「僕のために、木蓮の国(トードリア)に行ってくれないか」。新しい冒険の幕が切って落とされた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツ04号

12
読書リハビリ。シリーズ12冊目。前巻を読んだのがちょうど3年前らしく、主要人物の関係と地理を思い出しながら読み進めた。前巻から7年経過していて各キャラの成長が嬉しかったりした分、記憶をなくして少し自信のないオニキスの境遇が周りの反応も含めてとても切ない。今作から登場した宝珠の逞しさは結構好き。辛い境遇にいた分、今後は幸せになって欲しい。とても気になる終わり方をされたので続きをのんびり読もう。(8/3-7)【2022-27】2022/08/07

マッピー

11
前巻から7年経って、舞台は東大陸。人間の耳の代わりに猫耳がついているせいで人前に出ることができず、家族からも忌み嫌われていた宝珠は、初めて自分の容姿に偏見を持たずに接してくれる人に出会ったわけだけど、リターフの願いで単身西大陸に向かうことになる。宝珠という名前もそうだし、コーリャンの畑だったり、天津飯があったり、突然現実の東アジアが作品に登場してちょっと違和感。ファンタジーなんだからさ、そして今までは特定の国を模した国や風俗なんて出てこなかったのだから、ここもちゃんと独自の風俗を構築して欲しかった。2022/04/04

てんかす

3
久々に再読。宝珠とリターフ、コーイヌールの皆との別れのシーンは、それぞれグッときた。宝珠にとって、無条件に向けてくれる優しさってなかなか信じられなくて、だからこそたまらなく嬉しくてしょうがないんだろーなぁ。とかって感動してたら、魔族とバトルへ。気になるので次巻読まねば〜!2011/06/10

こんこん

3
次世代編、ということで、バトンは渡され子供たちが主役に。……読み手たる自分たちが知っていることを、当の彼が「忘れている」というのは、端々で、じんわりと、痛い。2010/10/20

leaf

2
久々に再読。久しぶりだからところどころ忘れていたりもしたけれど、お陰でより新鮮な気分で読めた。この先の巻のことも切れ切れにしか覚えてなかったりするので、読むのが待ちきれない!やっぱり、なじみのキャラの再登場がうれしいな。2013/01/19

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