内容説明
“オレの名前を呼んでくれ”―。高校一年の沙月は、ある日赤い髪の青年に出会った。青年は吼と名乗り“名前を呼ぶまで何度でも会いに行く”と告げる。翌日、沙月の同級生が校内で殺された。吼の影におびえる沙月に、二年生の成瀬玻瑠佳が衝撃の事実を伝える。この世の闇に潜む精霊、水蛇。沙月は、その水蛇を支配する“蛇巫”だというのだ…。迫真のファンタジック・ホラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
27
うーん、もっと急接近してほしかったー。所々きゅんとしました。。2015/03/15
Natsumi
4
図書館
梨紗
4
再読、っていってももう10年以上も昔ですけど。部屋の清掃中に見つけて、当時大好きなシリーズだったなぁと読んでみたら、今でも大好きでしたありがとうございます。日常に神やら妖やらが絡むの本当に好みです。殺人事件もついてたらなお良し。沙月や真希、それにユカリのそれぞれの気持ちがすごくよくわかります。吼の俺様な性格なのにおバカなところがかわいい。未成年の喫煙描写が普通にあるのには、時代だなぁってしみじみしたわ。2019/01/20
鳥野 翼
1
この作品は、高校のころに出会ったシリーズのラノベです☆ 私にとって、ヒロインと同じ高校生だったので自分探しを、作品のなかでやっていた感じでした。 今でも、この作品の内容を思い出すたびに高校のころを思い出します。 また、大人になっても、もう一度、読みたくなる作品です!(b^ー°)
PIPI
1
友達のユカリを死なせてしまったこと。はぐれを狩ること。吼のこと。最初を読んで、やっと全部がつながりました。それとともに、3冊目以降も読んでみようかな、と言う気になりました。(ラノベの現代物って苦手なのですが)2009/12/02