コバルト文庫<br> 水のなかの光り

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コバルト文庫
水のなかの光り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086147101
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

照美が高校三年になった春。彼氏の明哲の幼なじみだという少女・彩央が入学してきた。まるで女王様のような高圧的な彩央に、なぜか明哲は逆らえない。そして翌日、照美は明哲から別れを告げられる。「彩央が別れろと言ったから」という理由に納得できない照美だが、彼らのゆがんだ関係にはわけがあった。六年前、彼らは、一人の少女の死によって時を止められてしまっていたのだ…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つどい

3
大好きな本。中学・高校の時、繰り返し繰り返し図書館で本を借りて読んでいた。照美と彩央、二人の視点で進む物語。それぞれ字体が違うので、どっちの感情なのかがわかりやすい。彩央、明哲、永の罪…。彩花の存在。最後の方に出てくる「みんな、しあわせになろうよ」っていう深谷晶子さんの真っ直ぐな言葉・作品、大好きなんだよなぁ。どれもいいけど、やっぱり一番この作品がすき。2017/02/16

cica*

1
小中学生の頃ミョーに好きで図書館で何度も借りて読んだ本。水泳部の水の中の描写が気持ち良さそうで憧れた。子供の頃の罪で結びついている彼らの絆。逃れたくても逃れられないという後ろ暗さにぞくぞくした。その罪もさらりと綺麗に描かれていて、第三者の女の子目線で話が進むところが良かった。この作家さんもう小説は書いていないのかな、、。2016/02/22

雨音@読メ再開しました

0
久々に再読。罪を抱えて生きている彼ら彼女らの物語。いつかは、彼ら彼女らの罪は赦されるのでしょうか。2011/07/08

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