内容説明
ソフトウェア開発会社アイズミの社長一家が惨殺される事件が起きた。薬物中毒者の犯行で、社長と妻は死亡、十四歳になる一人娘も意識不明の重体だった。その三カ月後、大学生の村井直樹は、コンパの席で倒れた友人を見舞うため病院を訪れた。そこで「ナツヤ」と名乗る少女と知りあうが、実は彼女は、アイズミ社長の娘、相住美翼の別人格であると知って…。緊迫のサイコ・サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いけせ@特異性信者
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市内の図書館の面白そうなラノベを片っ端から。/この本はネット上に参考になる情報があらすじ以外一切見当たらないので、少し深堀りしつつ感想を書いていきます。/まずは表紙の女の子 "ナツヤ(美翼)"(中3)が主人公です。1章の入り方はあらすじに出てくる「直樹(大3)」が主人公っぽく書かれますが、3章あたりからはナツヤ視点がメインで話が動いていきます。社長一家の一人娘という恵まれた環境の中で「美翼」はどういった環境だったか、そしてなぜ "ナツヤ"と名乗ったのか、そういうお話です。 →コメントに続く。2024/03/28