内容説明
生まれて間もなく尋常ではない力を顕すようになったトゥミャーンは、精霊の祝福を受けて生まれてきた少年であることが証明されるまで、魔術師の結界の中で過ごしてきた。「精霊を見に行きましょう」トゥミャーンを誘ったのは、母方の従姉で、ふたつ年上の少女・スウラン。ときどき西の廃園で見られるという精霊を見に行ったトゥミャーンは、ひとり廃園にたたずむセジュンと出会うが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
31
前田作品に関しては、実は大昔、小学生の頃に舞姫シリーズを読んでいたことが判明。当時、コバルトなのにめっちゃ暗くて、読むのに胃痛を起こしていた記憶がある。むくわれなさすぎて、どうしたんだー!!?って印象だけで、アマゾンめぐりをしたら前田作品だったことがわかり、図書館でこちらはレンタル。舞姫は懐かしくて購入。そちらはまだ届いていませんが、う~ん、この作品も数ページで途中下車。ライトノベルに求める、私にとって必要十分条件な文体ではないようです。舞姫を再読しつつ、今後は読まなくなるかもしれませんね。2015/08/09
みや
0
☆☆☆2000/04/03
みっくん
0
人名が面倒くさい・・・。あまり好きじゃなかった頃の文体かな?前に読んだことがあるはずなんですが、結構忘れていました。設定が暗いです。レイリョウが好き。「子どもは風の子」には、なりませんがね。2023/02/22
-
- 電子書籍
- ベネチアの宮殿に囚われて【分冊】 10…