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内容説明
トウヴィルの神官の家に生まれた末娘は、王家に嫁ぐ―ククルはそんな定めがいやだった。自由を願う彼女は、冬越しの祭を前に不思議な夢をみる。「おまえはその少年に出会うだろう。彼は道。忘れるな」。同じトウヴィルの少年・アークは、魔物の山道を通る大会に出場する決意を固め、冬越しの祭の会場に向かっていた。二人は出会った。―大会が終わり、村を離れたアークを追って、ククルは首都パレンシアへと旅立つ。自分だけではない、世界を変える旅の始まりとも知らずに…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
21
アクションRPGのノベライズということ以外に、何の予備知識もなく読み始めましたが、面白かったです! 少女を中心に据えた丁寧な心理描写がとてもよかったです。のちの作品にみられる女性のつよさを感じました。2015/01/18
初瀬川 翠
0
桜庭一樹が好きで図書館でみつけて読了。昔プレイしたゲームのノベライズだったので二重に驚きました。またプレイしたくなってきました。
初美
0
桜庭一樹の作家デビュー作。ゲームのノベライズでヒロイン視点で物語が進みます。オリジナル要素を盛り込みつつ、本筋はしっかり描かれているので原作ファンはもちろんゲームを知らない方でも楽しめます…が、これだけは言いたい。 ククルの髪は栗色じゃないやい(`ω´*)!2012/01/22
kiji
0
桜庭一樹さんの下積み時代の小説。ノベライズなので内容は不問ですね。桜庭さんも若いときは苦労していたのだなあと思いました2011/08/23
ma-no
0
桜庭一樹が桜庭一樹としてデビューする前にてがけたゲームのノベライズ。2007/04/08