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内容説明
ルナ人の魔術師メルドッグの追跡を逃れて東方にある両親の国へと向かうリュウの一行。一カ月にわたる航海の後にたどりついたのは、サンガ女帝が治めるガワール帝国だった。熱帯の照りつける太陽の下、開放的な雰囲気が漂う。到着早々、リュウは女帝の宮殿に招かれるが、仲間たちと離され、ひとり宮殿に泊まるように命じられる。そして、部屋を訪れた女帝と過ごす一夜…。思春期の真ん中で、「愛すること」の意味について思い悩むリュウ。だが、メルドッグの魔手は着実に迫っていた。